LoginSignup
0
1

More than 1 year has passed since last update.

Let's Encryptで発行したSSL証明書をACMで使用してhttps化してみた

Last updated at Posted at 2021-10-05

目標

Let's Encryptで発行したSSL証明書をACMで使用してサイトをhttps化させます。
SSLなう!を使用する事でブラウザ上でSSL証明書が簡単に取得出来ます。

環境

lp.png

EC2にACM証明書を設定する事は出来ません。
そのため今回はELBにACM証明書を設定します。

Elastic Load Balancing (ELB) や Amazon CloudFront ディストリビューションなど、ACM と統合するサービスの背後に Amazon EC2 インスタンスを配置することで、通信に SSL/TLS 暗号化を使用できます。

1.ドメイン取得

今回は、freenomでドメインを取得しました。

2.SSLなう!でSSL証明書発行

SSLなう!でSSL証明書を発行する。
SSLなう!の手順詳細は「Let's Encrypt の証明書をブラウザ上で簡単取得」を参照してください。

上記手順「[3.ドメイン名](https://qiita.com/tappie/items/76881fdf7996c57a105a#3-%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%90%8D%E3%81%AE%E6%89%80%E6%9C%89%E7%A2%BA%E8%AA%8D)」の補足説明
1.SSLなう!で「dns-01」を選択 2.freenomのドメイン編集画面を開く ドメイン編集画面が分からない方は「[【Freenom】取得したドメインのDNS設定~Aレコードの登録手順~](https://pig-log.com/freenom-add-record/)」を参照してください。 3.Typeを「TXT」に変更 4.下記表を参照し、SSLなう!の値をfreenomに貼り付ける
SSLなう! freenom
FQDN Name
TXTレコード(1行です) Target

5.下記画像の様に入力できたら「Save Changes」を押下
image-20211002-054650.png
6.freenom設定後反映5~10分待機し、SSLなう!の「確認」ボタンを押下

レコードの設定を行ってから実際に権威 DNS サーバに反映されるまでにタイムラグがある場合があります。

3.ACMにSSL証明書をインポート

1.ACM画面の証明書のプロビジョニング下の「今すぐ始める」を押下
2.「証明書のインポート」を押下
3.下記表を参照し、SSLなう!の証明書、秘密鍵をACMに貼り付け「次へ」を押下

SSLなう! ACM
cert.pem (サーバ証明書) 証明書本文*
サーバで使用する SSL 秘密鍵 証明書のプライベートキー*
chain.pem (中間証明書) 証明書チェーン

4.「タグ名」「値」を入力する。今回はNameとSSLで登録を行いました。
5.下記画面が表示されれば証明書、秘密鍵の整合性が取れているのでドメイン、有効期限等を確認し「インポート」を押下して下さい。
2edit.png
6.証明書を発行する事が出来ました。状況も発行済みとなっています。
3.png

4.ACM SSL/TLS証明書をLBに関連付ける

下記手順を参照し、ACM SSL/TLS証明書をLBに関連付けます。

5.サイト確認

1.ELBのDNS名でサイトを開く
2.保護されていない通信 → 証明書 の順で押下
発行者がR3になっている(R3はLet's Encrypt)事を確認
3.有効期間が先程ACMの画面で確認した日付と一致しているので成功です。
5.png

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1