DevOpsって?導入するには?
「DevOps」という言葉、皆さんは耳にしたことはありますか?私は最近、この言葉を初めて知り、少し調べてみました。どうやら、DevOpsは開発(Development)と運用(Operations)をつなげるための方法や考え方らしいです。これがあると、開発チームと運用チームがうまく連携できるそうで、リリースサイクルが早くなったり、品質が上がったりするメリットがあるみたいです。しかし、導入するにはいくつかの課題もあるとのこと。そこで、DevOpsとは何か、導入時にどんな問題にぶつかるのか、そしてそれをどうやって克服するのかを調べてみました。
DevOpsとは?
DevOpsは、ソフトウェア開発とIT運用を一緒にするためのアプローチのことを指します。私が調べたところ、DevOpsの目標は、開発チームと運用チームが密に連携して、情報を共有することで、ソフトウェアのリリースサイクルを短くし、品質を上げることのようです。
具体的には、開発者が新しい機能を作るとき、運用チームがその機能が実際のシステムでどのように動くかを考えてくれると、スムーズに進むというイメージです。例えるなら、レストランのシェフとウェイターが密に連携・協力して、お客様に最高の料理とサービスを提供するような感じですね。この連携が良ければ、顧客満足度(品質)も提供スピード(リリースサイクル)もアップするのかなと思います。
文化的な違いとは?
DevOpsを導入する際には、いくつかの障害があることがわかりました。特に、開発チームと運用チームの間には文化的な違いがあるそうです。具体的には、コミュニケーションが取りづらく、お互いに異なる言葉ややり方に慣れているため、協力しにくい状況が生まれがちです。また、今までのやり方に慣れているメンバーが新しい文化や方法に対して抵抗を示すことも(ありそうな話)。どうやってこの状況を打破するかが大事なようです。
DevOps導入の具体的な手順
DevOpsをうまく進めるためには、以下のステップを考えてみました。
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クロスファンクショナルチームの構成
開発と運用のメンバーが一緒になったチームを作ることが推奨されています。役割をはっきりさせて、異なる専門性を生かして協力すると、問題解決が早くなるみたいです。
脱線しますが、調べたらIT以外の業種でもこのような概念はあるようで、かの日産自動車のゴーン氏もこのようなチーム作りをしていい感じになったみたいです。面白かったので興味あれば是非
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文化の変革を促す
チームのメンバーが自由に意見を交換できる環境を整え、失敗を学びのチャンスと考える文化を育てることが大切です。定期的に振り返りを行い、チーム全体で成長していくことが必要です。 -
プロセスの整備
継続的インテグレーションや継続的デリバリー(CI/CD)などの手法を取り入れて、開発プロセスを見直すことが求められます。これにより、テストやデプロイが効率的になり、品質も向上する。 -
自動化ツールの活用
運用を効率化するために、自動化ツールやモニタリングツールを導入することが一般的です。これによって、手作業を減らし、エラーを少なくできるということです。
他にも DevOpsの目的や良さを経営層に伝えて、サポートを得ることも必要になってくるかもしれません
DevOpsで役立つツールの導入例
DevOpsにおいて運用・保守・構成管理等々、作業の自動化が肝とのことです。
ここでは、DevOps導入時に役立つ代表的なツールを調べてみたので、挙げてみます。
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Jenkins
- 役割: Jenkinsは継続的インテグレーション(CI)ツールです。コードの変更を自動でビルドしてテストを実行するので、開発サイクルを効率化できます。
- 導入メリット: 自動化により、手動でのビルドやテストにかかる時間を減らせるので、エラーも早く見つけられます。
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導入方法: Jenkinsをインストールして、プロジェクトのビルド設定をします。プラグインを追加すれば、さらに便利になるみたいです。
[tips]CI/CD(Continuous Integration/Continuous Delivery)ツールというらしい
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Docker
- 役割: Dockerはコンテナ化プラットフォームで、アプリケーションとその依存関係をまとめてコンテナとして扱えます。
- 導入メリット: 環境が統一されるので、開発から本番環境まで同じ状態でアプリケーションを動かせます。また、スケーラビリティも上がるみたいです。
- 導入方法: Dockerをインストールして、Dockerfileを作成してアプリケーションをコンテナ化します。Docker Composeを使って複数のサービスを管理することもできるそうです。
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Terraform
- 役割: Terraformはインフラをコードとして管理するためのツールです。インフラを定義して、プロビジョニングを自動化します。
- 導入メリット: 手動での管理によるエラーを減らせて、環境の再現性も向上します。また、インフラの変更履歴が管理しやすくなるそうです。
- 導入方法: Terraformをインストールして、HCL(HashiCorp Configuration Language)を使ってインフラをコードで定義し、その後、terraform applyコマンドでインフラを作成します。
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Prometheus
- 役割: Prometheusはオープンソースの監視ツールで、アプリケーションやインフラのデータを集めて分析します。
- 導入メリット: リアルタイムでの監視ができるので、システムのパフォーマンスを把握しやすくなります。異常を早く見つけて、すぐに対処できるのも魅力です。
- 導入方法: Prometheusをインストールして、収集したいデータを設定します。Grafanaなどのツールと組み合わせることで、見やすく表示することができるそうです。
まとめ
今回の調査を通じて、DevOpsのメリットがよくわかりました。ですが、マネジメントよりな業務・やり取りの精神的なハードルや新規のソフトウェア・仕組みの導入に関する課題は高いと感じました。ですが、これを乗り越えることでリリース時の問題を減らせるかもしれません。また、開発チームと運用チームの協力が非常に重要だということも実感しました。次のステップとしては、まずは現場の気質に即しているか試す意味でも、クロスファンクショナルチームを作ることなのかなと思います。(それが難しそうではありますが...)DevOpsを導入するかはさておき、組織全体が協力し合い、より良い成果を出せることが何よりだと思う。2025年がはじまりましたね。今年も頑張りましょう🐍
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