はじめに
先日、Java SE 11 Programmer II試験を受けて合格し、Java Programmer, Gold SE 11の資格を取得しましたので、これから受験する方の参考になればと思い、Oracle試験全般の申し込み方法とJavaSE11のSilver,Goldの勉強方法について記載していきます。
ちなみに筆者はSilverは一発で受かりましたが、Goldは2回目の受験で合格しています。
1回目の受験で点数を落としてしまった部分についても可能な限り、載せていきます。
残念な情報
毎年始め、Oracleでは「再受験無料キャンペーン」なるキャンペーンを実施していましたが、2022年度は実施しないことが判明しています。
(セミナーで講師の方が今年は実施しないと発言されていたとのことです。2023年は実施されるのかについては不透明のため、再受験キャンペーンが来るまで受験しないと考えていた方については、残念ですが、一発で合格出来るようにきちんと勉強した上で受験しましょう。)
(私も再受験無料キャンペーンがない状態でJavaGoldSE11を受けました。前述の通り、Goldで1回やらかしてしまったので、受験料3万を水の泡にしてしまっています。高額の資格試験はハイリスクハイリターンですね……)
申し込み手順
下記の方の記事が分かりやすかったため、こちらを申し込み時の参考にしました。
2022年度も申し込み手順に変更点はないため、同じように申し込みを行えば、間違いはないと思います。
JavaSE11試験の勉強方法について
下記の教材で勉強を行ってください。
有名な参考書として白本も存在しますが、こちらは筆者の感想としてはSilver,Gold共に購入は必要ないかなと思います。
■JavaSE11 Silver
・紫本
・黒本
■JavaSE11 Gold
・紫本
・黒本
・公式ドキュメント
https://docs.oracle.com/javase/jp/11/docs/api/index.html
・Java コーディングスタンダード CERT/Oracle 版
https://www.jpcert.or.jp/java-rules/
勉強方法ですが、基本は紫本で暗記を行い、紫本の問題や黒本の問題でアウトプットを繰り返すスタイルになります。
その中でも特に意識してほしいこととしては、問題は解いてそのまま終わりにするのではなく、「間違えた箇所はなぜ間違えたのか」を自分の中で理解し、「正解するまで解き直す」ことが大事です。
Goldでは紫本や黒本で出てこなかったメソッドも時々出てくるため、公式ドキュメントで可能な限り、覚えておきましょう。
また、紫本のセキュアコーディングに同様の記載がされていますが、セキュアコーディングは「Java コーディングスタンダード CERT/Oracle 版」から出題されますので、出題率の高い5つのトピックについては他項番も含めて勉強をしてください。
Goldの1回目受験で失敗した原因について
筆者がGoldの1回目受験に失敗した原因ですが、出題率の多い問題の分野の勉強が不十分だったことがあげられます。
当時はGoldSE11の黒本が出ていなかったため、GoldSE8の黒本で勉強を行っていましたが、SE8の黒本では「モジュールシステム」と「セキュアコーディング」の対策が出来ず、実際の試験ではこの2分野が集中的に問われたため、点数を落とす要因になっていました。
2022年現在では、GoldSE11についても黒本が出ていますので、同じ間違いをする方はいないかなと思います。
GoldSE11では「ストリームAPI」「モジュールシステム」「セキュアコーディング」が特に重視され、実際の問題でも多く出題される形となりますので、この3分野に関しては、公式ドキュメントを補助資料として他分野以上に理解を深めておいてください。
おわりに
2022年度版のOracle試験の申込みとJavaSE11試験の勉強方法は以上になります。
この記事が今後、Oracle試験、JavaSE11試験を受験される方の参考になれば、嬉しく思います。
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