はじめに
この記事は12/24に書いています。遅刻ではなく、枠が空いてたので、せっかくだから埋めてやりましょうということで、過去に何度も記事にしたのと同じネタの宣伝なのです。
デスクトップアプリをC++とQtで!
他の方の記事を読んでいて、最近では個人開発もウェブサービスとかモバイルアプリ開発が主流になってきたのですね。時代の変化を感じます。私はおっさんなので、流行に付いていくのがしんどく感じるようになってきました、それでも、きっとどこかに需要はあるはずと信じて、C++でデスクトップアプリを作り続けています。
Git GUI クライアント
表題のアプリは「Guitar」といいます、2年くらい前から作り始めました。先日v0.9を公開しました。GitHubのコミット数は600に達し、★の数は100を超えました。ピーク時より更新頻度は減ってきましたが、今でも少しずつ改良を重ねています。
▼作り始めた頃の記事(2年前)
「GUIのGitクライアントアプリを作ってみた」
https://qiita.com/soramimi_jp/items/4bdffae3f8660b7e6874
▼だいぶできてきた頃の記事(1年前)
「自作Gitクライアントアプリを作っています」
https://qiita.com/soramimi_jp/items/8425196ddc28bf283333
▼先日公開した記事(2ヶ月前)
「自作 Git GUIクライアント Guitar, v0.9」
https://qiita.com/soramimi_jp/items/19d698a4c88575a3b1f9
上に挙げた記事にも書きましたが、そもそも、Gitクライアントを作ろうと思ったきっかけは、私自身がGitを習得することが目的でした。「Git難しくてわからん」「仕事で使わざるをえなくなってしまった」というわけで、ソフトウェアエンジニアとしてGitを避けては通れなくなってきたと感じました。いざ始めて見ると「内部はどういう仕組みで動いているんだろう?」という技術的な興味の方が上回ってきて、さらには、実用的なツールにしたいという思いが出てきました。それがGit GUIクライアント「Guitar」なのです。
今時の優秀なエンジニアの方は、GUIでGitなんて、、、と思う方もいらっしゃるかもしれません。それはそれで大いに結構なことです。私自身も、めったに使わないコマンドを実行したいときは、無理してGUIに頼らず、ターミナルを開いてgit
コマンドを手入力することもあります。これは便利だと思う機能を見つけたら、このアプリに組み込んだりします。日常で頻繁に使うGit操作を快適に行いたいとか、コミットグラフを綺麗に見たいとか、そのような用途だけでもお使いいただけます。使いたがらない人にGUIを強要する考えはないので、ブランチの流れをビジュアルに見たいだけの理由でこのアプリを使っていただくのでも嬉しいです。なので、高機能なクライアントアプリではなく、GUI支援アプリと思っていただいても結構です。
マルチプラットフォーム対応です。WindowsとmacOSとUbuntuで同じように動きます。協力者募集なのです。開発に参加してくれる方、アイディアをくれる方、使ってみて感想をくれる方、英語の説明書を書いてくれる方、薄い本を書いてくれる方など歓迎します。
GitHub: https://github.com/soramimi/Guitar
ダウンロード: http://files.soramimi.jp/guitar/
デスクトップアプリ開発はオワコンだとか言ってないで、C++とQtやりましょう!