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手軽にできるセキュリティ強化: Basic認証と環境変数

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手軽にできるセキュリティ強化: Basic認証と環境変数

ウェブアプリケーションを開発する際、セキュリティは非常に重要です。ユーザー名とパスワードを使用してアクセス制御を行うBasic認証はその一例です。また、認証に使用される認証コードやキーをコード内に書くと、セキュリティの脆弱性が生じる可能性があるため、環境変数を利用して隠すことが重要です。

1. Basic認証の設定

Basic認証は、ウェブページにアクセスする前にユーザー名とパスワードの認証を行う仕組みです。これにより、許可されていないユーザーからのアクセスを制限できます。Basic認証を使用するには、コントローラー内でユーザー名とパスワードを設定します。これにより、ウェブアプリケーションの一部を保護できます。

2. 環境変数を使用して認証コードを隠す

認証に使用されるユーザー名とパスワードなどの認証コードは、コード内に直接書くべきではありません。なぜなら、コードが公開されてしまうとセキュリティ上のリスクが高まるからです。その代わりに、環境変数を利用してこれらの秘密情報を隠しましょう。

3. シェルを使用して環境変数を設定

環境変数は、アプリケーション内で利用できる設定情報を格納するための重要な手段です。これらの環境変数を設定するために、シェルと呼ばれるプログラムを使用します。シェルは、ターミナルを通じてOSに命令を送り、その結果をターミナルに返します。

4. ログインシェルzshを使用した環境変数の設定

ログインシェルzshは、環境変数を設定するためのツールの一つです。zshを使用することで、環境変数を簡単に定義できます。zshはシェルの一種であり、LinuxやmacOSなど多くのオペレーティングシステムで利用できます。

5. 環境変数の設定ファイル「.zshrc」の編集

環境変数は通常、設定ファイルに記載されます。zshの設定ファイルである「.zshrc」にこれらの環境変数を定義します。設定ファイルはテキストファイルで、vimなどのテキストエディタを使用して編集できます。vimはサーバーやターミナル上で使用できる強力なテキストエディタです。通常モードとインサートモードといったモードを持ち、テキストの編集と保存が容易に行えます。

6. sourceコマンドを使用して環境変数を設定

最後に、設定ファイル(.zshrcなど)に記述された環境変数を有効にするために、sourceコマンドを使用します。このコマンドは、シェルに記述された内容や編集した内容を実行するために使用されます。

Basic認証を設定し、環境変数を使用して認証コードを隠し、ログインシェルzshの設定ファイルにvimコマンドを使用し環境変数を定義し、sourceコマンドを使って環境変数を設定する方法を紹介しました。これにより、ウェブアプリケーションのセキュリティを向上させ、秘密情報をしっかりと保護できます。

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