メールサーバーに触れることがあったのでかなり初歩的なことですが、メモを残そうと思いました。
送信部分
SMTPサーバー
メールの送信部分を担うサーバーであり、送信先のIPアドレスを特定するのにDNSサーバーに問い合わせなども行う。
受信部分
POPサーバー、IMAPサーバーの2種類が存在する。これらの違いとしてはユーザーがメールをどのようにして参照するかが違いとなっている
POPサーバー
メールをユーザーの端末にダウンロードして参照する。ダウンロードされたサーバーは永久に残ることはなく、即時削除た、一定時間経過後に削除がされる。
IMAPサーバー
サーバー上でメールを参照するため、ユーザーの端末にメールがダウンロードされない。サーバー上でメールを参照することになるのでサーバーの容量の圧迫などが懸念点となる
ソフトウェア
Postfix
メール送信に使用できるソフトウェア。オープンソースなので手軽に導入ができる。
セキュリティも考慮されており、sendmailやqmailといったソフトウェアに比べて優れた点が多い模様。
カスタマイズ性の高さや効率的にメール送信をさばけるようになっている
インストール方法
# dnf install postfix
/etc/postfix/main.conf内の設定を書き換えることで、ドメインやリレーサーバーの指定などの設定ができる
Dovecot
POP/IMAPサーバの構築に利用出来るソフトウェア。IPv6通信やSSL暗号化に対応しておりセキュリティ面を重視して設計されている。また高速に動作することが可能。
標準的な機能はすでに設定されており、簡単に利用することが可能で、プラグインを用いてカスタマイズをすることできるため、柔軟な対応が可能になっている。
ソフトウェアの設定などに関しては、実際に触ってみてやり方をまとめようと思います