##28歳で販売士からプログラマーへ
この記事は他業種からプログラマーへ転職を考えている人向けに書いています。
情報系の学校出身でない人がプログラマーになろうとしたら、最近であれば『スクールに通って』『自分でサービスを作ってみて』という意見が多い気がします。
私の場合は上記に当てはまらなかったのでこういうケースもあるということで誰かの参考になればと思います。
※本記事は文字ばかりです。
##転職前の状況
・音楽系専門学校卒業後、販売士として7年ほど働く。
・28歳の時に転職活動を開始。妻と子供がいる。
・10代の頃からアメブロで10年ほど日記を書いていたのでブラインドタッチ可能。
・専門学校時代に簡単なExcelとWordの資格を取得。
・魔法のiらんどやjimdoでバンドのHPを編集するのが楽しかった。
・編集といってもHTMLやCSSを使うわけでもなくテンプレートを組み合わせるくらい。
・東京に行くのは難しい。
・現在年収は300万円くらい。給料は少しくらい下がってもいい。
##いきなり転職活動を始めました
この見出しが結論ですが、プログラマーになると決めたので早速転職活動を始めました。
自分がプログラマーに向いているか企業に判断してもらおうと考えました。転職が成功すればプログラマーとして素質がある。失敗すれば向いていない。そう割り切ることにしました。
とりあえず転職サイトに登録して未経験のプログラマーを募集している会社に片っ端から履歴書を送りました。
この年齢だと職務履歴書も提出を求められるのですが、履歴書も含めパソコンで作成しました。パソコンを使えるアピールに使えると思ったからです。また印刷するだけなので一度作ると後は楽でした。
当然かと思いますが大体不合格になります。それでもめげずに応募を続け、最終的に20通くらい応募しました。そこから3社ほど面接まで行き、唯一内定を貰えた会社に滑りこむことが成功し晴れてIT業界の一員になることが出来ました。
##会社により採用条件も様々
面接まで行った会社では『東京に行けるのであれば採用する』また別の会社では『給料は出せないけどうちのスクールに通ってそのあと契約社員という形でいいのであれば採用する』と言われました。会社を選べる立場ではないのですが、妻子持ちに上記の条件はなかなか難しくお断りしました。確かに東京へ行けば仕事が多いためそういう条件を出されることは多いようです。また、未経験でかつ大してスキルもないアラサー男に対してそうそういい条件もないようです。
しかし最終的に入社した会社は『入社後の研修期間も給料は出す』『その後正社員登用する』といった破格の条件であり無事入社することが出来ました。その会社は入社試験があり、公務員試験のような問題を筆記で解きました。あとから聞いた話ではそこの点数がそこそこ良かったようで入社できたようです。
##プログラマーになって
そろそろプログラマーになり5年ほどになります。研修で初めてJavaに触れ、そこで人生初の『Hello World』を出した時の感動は今も忘れません。最初はわからないこともわからず、ちょっとした言葉の意味もわからず、多少なり馬鹿にされながらしがみつきました。家族を養わなければいけないということがモチベーションになったことは間違いないですが、純粋にプログラミングをするのが楽しかったです。勉強をするとしただけ自分に返ってくるのも性に合っていたようで、プログラマーになって良かったと思います。
ということでいきなり転職活動をしてみるというのも手かと思います。スクールで勉強もよいと思いますが、仕事としてプログラミングをしたほうがはるかにスキルが身に付きます。いきなり開発をやらせてもらえるかは運になりますが、その辺は開発をしたい!と強く主張して希望を叶えられるよう動ければと思います。
こんな内容ですが、誰かの参考になればと思います。