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学生インターンがAIスタートアップで急成長するために重要な5つのポイント

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はじめに

Lightblue Technology代表の園田です。
Lightblue Technologyでは、動作解析を用いたソリューションをものづくりの現場に対し提供したり、情報抽出に特化した自然言語処理を行っています。

Lightblueでは多くのインターン生が活躍しており、その中からジョインしてくれるメンバーも出てきています。バックグラウンドは情報系が多いですが、航空工学や医学、物理など様々なメンバーが開発インターンとして在籍しています。

インターンとして働いてもらっている方はみんな超優秀ですが、その中でも飛び抜けた成長ができているインターンがいるので、全員がそうなるように日々、観察し、仕組み化を進めています。そのポイントを共有してみます。

採用される前

インターンに参加するには、まず、採用されなければなりません。
Lightblueではありがたいことに優秀な学生さんに選んでもらえていて、毎日4名ほどの応募があり、その中からきになる人と毎週、カジュアル面談ランチをやってます。(詳細はwantedlyの会社ページにて)
そこで連絡する時のポイントとしては以下です。

  • 写真が本人
  • スキルが明確
  • 採用側の気持ちがわかっている(新卒採用直結なのか、人手が欲しいのか、優秀な人と出会いたいだけかなど)

また、会った後に採用するかは、社員もインターンも以下の同一の基準で判断しています。

  • 一緒に働きたいか(僕以外の社員やインターンに最低1人以上会ってもらっています。)
  • プログラミングのスキル
  • 算数のスキル

算数は、つるかめ算のようなものを受けてもらっています。これは、プログラミングやデータ分析には数理的な才能が関係することに加え、問題を解く際の反応で会社の雰囲気へのマッチ度も見ています。

参加前

採用までにプログラミングについては未経験でもいいのですが、インターンに参加するまでにどこまで勉強してくればいいかなどを聞きましょう。
インターンはプログラミングスクールではないので、完全に受け身だと辛いのと、自分の成長に繋がりません。

また、採用前か参加前には会社のブログを読むのをお勧めします。会社の雰囲気がわかりますし、技術的な前提等もわかります。

インターン参加中のコミュニケーション

会社によって、メンターとのコミュニケーション方法も異なります。Lightblueではチャットでの質問を中心に、直接話しかける、backlogの課題を立てるを併用しています。それぞれ、重要度や切迫度によって使い分けています。
聞かないと全く作業が進まない場合は、チャットや直接話しかけてもらい、進捗報告やコードの一部のアイデアが欲しい等であれば、backlogです。

わからない状態で1人で悩んで何時間も過ごすのは、時間の無駄ですが、メンターが忙しそうな時に声をかけるのは気がひけると思います。メンターと話し合い、どういった時はどのようなコミュニケーションを取るのがいいのか確認することをお勧めします。

また、インターン生は何をやりたいかを伝え、自分に何が求められているかを把握しましょう。出社頻度や技術によって頼める内容は変わります。他のインターンがやっていて、自分もやりたいことがあれば、メンターに聞いてみましょう。

そうすると、「出社頻度を増やす」であったり、「技術的にここまでできるようになったら」といった具体的な条件を教えてもらえるはずです。そうすることで、メンターとインターン生の良好な関係と成長が達成できるはずです。
基本は技術があって、よくオフィスに来るインターンに、楽しくて重要な仕事を頼みたいはずです。

続けること

継続は力なりです。
Lightblueのインターンも、一番長くいるインターンが一番優秀です。
博士課程や医学部生のインターンもいますが、学部生の彼が一番です。
wantedly 紹介記事

メンターの立場からは、インターンが長く続けてくれるとスキルアップして、戦力として見るようになります。そうすると待遇もUPしたくなりますし、重要な仕事も任せられるようになります。

様々な会社でのインターンにより経験を積むことも有用ですが、
1社で集中してインターンすることで、学生ではなかなか経験できないような仕事も任せられるようになります。
これは採用側のポジショントークになってしまうかもしれませんが、普通の新卒でも「最低3年」と言いますし、サークルも3, 4年やるとしたら、インターンもそれくらいやるのも楽しいと思います。

開発以外の経験

Lightblueのインターン生は外資金融や外資戦略コンサル・ITコンサルに就職する人も多いです。
僕としては、彼ら全員がジョインしてくれるような会社にしなければと思っていますが、本人の希望があれば様々な機会を提供するようにしています。
例えば、就活生であれば、取引先の大企業のインターン担当者への紹介や、
起業に興味があるインターン生には営業への同行、経営会議への参加などです。
小さい会社だとこのような様々な経験ができますが、誰にでも経験させられるものでもないので、積極的に社員とコミュニケーションをとり、コミットすることで自分の成長につなげられるはずです。

インターンを探している・転職活動中の方へ

僕がpythonを始めたのは2年半前です。僕の周辺の起業している東大生も経験年数としてはそのくらいの人も多いです。
また、物体の認識率を競うILSVRCでディープラーニングが注目されだしたのも6年ほど前で、グーグルトレンドを見ても、社会実装が始まったばかりの技術であることは間違いないです。
グーグルトレンド.png
つまり、まだまだキャッチアップできるということです。
僕たちと働きたいと思ったら、まずは焼肉ランチにでも行きましょう。ご応募お待ちしております。
wantedlyの会社ページ

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