【連載第5回】生成されたプログラムの修正・改良方法
皆さん、こんにちは。
第2回では、「CodeAGI」の概要を説明し、インストールと設定を行いました。
第3回では、設計書の準備と取り込みを行いました。
第4回では、コードの生成を行いました。
第4回の最後の注意点でも記載しましたが、生成AIの性能や設計書の複雑さに左右されるため、現状では一切修正の必要ないプログラムは生成されません。
したがって、最終的には人力での修正が必ず必要になります。
今回は、AIが生成したコードをさらにブラッシュアップする手順やTipsについて説明します。
CodeAGIで生成されたコードを修正する方法
CodeAGIでは、2種類の方法でコードを修正することができます。
1つは、コードを出力した後に手動で修正する方法です。
もう1つは、Visual Studio Codeと直接連携して修正する方法です。
なお、この機能はご契約後に利用可能となります。
興味がある方は弊社までお問い合わせください。
1.コードを出力した後に手動で修正する方法
画面左メニューの「生成プログラム確認&ファイル出力」ボタンから、生成プログラム確認画面を表示します。
機能一覧には、プロジェクト共通定義、仕入情報照会画面があります。
-
プロジェクト共通定義
プロジェクトで共通利用される出力コードが一覧で表示されます。
テーブル定義指定、共通仕様書指定で設計書から生成されたコードや、プロジェクトで共通的に使用されるコードの一覧が表示されます。 -
仕入情報照会画面
仕入情報照会画面で出力されたコードの一覧が表示されます。
出力したいコードを選択した後、「ファイル出力」ボタンを押下します。
ここでは、プロジェクト設定で指定されたコード出力先のフォルダが表示されます。
必要に応じて変更してください。
この後、出力されたコードをプロジェクトへ組み込み、修正・デバッグを行ってください。
2.Visual Studio Codeと直接連携して修正する方法
前提:Visual Studio Codeがインストールされている必要があります。
ファイル出力と同じように、コードの選択まで進めます。
編集したいコードを選択した後、「Visual Studio Codeで編集」ボタンを押下します。
ボタンを押下すると、Visual Studio Codeが立ち上がり、拡張機能をインストールするかどうか聞かれます。
「拡張機能をインストールしてURIを開く」ボタンを押下します。
拡張機能がインストールされると、CodeAGIで選択されたファイルがVisual Studio Code上に開きます。
ここで編集し、保存することで、CodeAGI側にも編集結果が反映されます。
3.まとめ
2種類の方法を説明しました。使い分けの方法としては、以下のとおりです。
- ファイル出力:実際のプロジェクトへ組み込む場合
- Visual Studio Codeで編集:ささっとファイルを出力・編集する場合
用途に応じて使い分けると良いでしょう。
次回予告:最終動作確認と実行
次回は、CodeAGIから出力されたコードを、実際に動かすところまで説明いたします。
「CodeAGI」の詳細については、以下のリンクをご覧ください:
👉 https://codeagi.ai/
次回もお楽しみに!
連載一覧:CodeAGIを使って開発を行っていきます。
1.【連載第1回】CodeAGIで設計書からプログラムまでを自動化する流れを解説します
2.【連載第2回】「CodeAGI」の概要
3.【連載第3回】設計書の準備とCodeAGIへの取り込み方法
4.【連載第4回】CodeAGIを活用したプログラムの自動生成
5.【連載第5回】生成されたプログラムの修正・改良方法