はじめに
なんかGitの設定で苦しそうな子がいたので書き起こします。
・macOS mojave 10.14.6
git config
Gitの設定をするには git configコマンドを利用するか、設定ファイルを直接作成、編集します。
git configコマンドを実行すると自動的に設定するファイルが作成されます。すでに設定ファイルが存在している場合には、指定した項目で上書き保存されます。設定ファイル自体も以下のようにini形式のファイルとなっており、編集自体も難しくありません。
$ cat ~/.gitconfig
[user]
name = fugafuga
email = hogehoge@hoge.com
[filter "lfs"]
...以下略
また設定ファイルを設置する場所、コマンドのオプションで影響範囲が変わりますので、複数人で開発する際にはGitの設定をどうやって管理するかは事前に話し合う必要があると思います
影響範囲 | ファイル | コマンド |
---|---|---|
システム全体 | /etc/gitconfig | git config --system (設定内容) |
各ユーザー | ~/.gitconfig または ~/.config/git/config |
git config --global (設定内容) |
リポジトリ | リポジトリの .git/config | git config --local (設定内容) |
と、このようになっています。(初めてQiitaのテーブル使ったんですけど12inchのMacBookじゃきつい。) | ||
同じ設定項目があった場合、リポジトリ内にある設定が最優先されます。 | ||
この記事では、 git config --globalを前提として説明させてもらいます。 |
初期設定
ユーザー名とメールアドレス
git logなどで表示されるユーザー名やメールアドレスを登録します。これをしておかないと初回commit時に怒られます
$ git config --global user.name 'fugafuga'
$ git config --global user.email 'hogehoge@hoge.com'
使い勝手を向上させる。
文字色
gitではgit statusやgit diff時などにTerminalの文字色をいい感じにしてくれる機能が備わってるらしい。
ONにしよう!
$ git config --global color.ui true
機能によってON/OFFにすることも可能です。
以下のキーワード毎にtrueやfalseを指定してやればいいだけです。
- color.branch
- color.diff
- color.interactive
- color.status
#設定内容の確認
git configに**--list**オプションを指定することで現在の設定を確認することができます。
$ git config --list
今まで設定したやつがなんかすごい出てくると思います。
もしくは・・・
$ cat ~/.gitconfig
以下略
で確認できます。
#設定内容を削除する
すでに設定した項目を削除するには、--unsetオプションを利用します。
例えば、user.nameを削除したい時は・・・
$ git config --global --unset user.name
実際に試してみましょう
$ git config user.name
fugafuga
$ git config --global --unset user.name
$ git config user.name
#まとめ
gitの設定は割とめんどくさそうですが、慣れたら楽だと思います。
ここで紹介した以外にもエイリアスの設定やプロキシの設定などもあるので興味があれば調べてみてください。
ばいばい