LoginSignup
2
0

More than 1 year has passed since last update.

Marketing Cloud メールスペシャルリストを落ちて学んだこと

Posted at

Marketing Cloud メールスペシャルリストとは

Salesforce Marketing Cloud メールアプリケーションツールを使用してメールマーケティングのベストプラクティス、メッセージデザイン、購読者とデータの管理、受信トレイへの配信、メールオートメーション、Marketing Cloud メールアプリケーションでのトラッキングとレポートのメトリクスの分野で知識、スキル、経験を証明したい方を対象とする資格です。
Salesforce資格一覧

内容 多肢選択/複数選択方式の 60 問
試験の所要時間 90 分
合格点 65 %
受験料 20,000 円(税抜)
受験方法 テストセンターにおける監督下の試験、
またはオンライン環境における監督下の試験
参考資料 試験中は、印刷物やオンライン資料は参照できません
前提条件 ありません。ただし、Marketing Cloud によるカスタマージャーニーの作成と分析 (MKT101) コースの参加を強く推奨します。

個人的にはMarketing Cloudのデベロッパー資格を取りたかったんですが、デベロッパーの受験前提資格としてメールスペシャリストの取得が必要となっていたため、こちらを先に受験をしました。

▼Salesforce資格一覧からキャプチャ
image.png

勉強方法

受験料が20,000 円(税抜)もするので軽い気持ちでは受験できないですね。
自分もどういう風に勉強すれば良いのか探していました。
Salesforce資格一覧から確認できるメールスペシャルリストの受講PDFファイルでおすすめしているトレーニングと参考資料は以下となります。

  1. Trailhead Academy
  2. Trailmix
  3. Salesfoce ヘルプ

自分はTrailmixと一部の業務経験を基に受験したんですが、失敗でした。
結論、実際受験してみて感じたのは「Trailmix」で基本的な部分を学んで「Salesforceヘルプのドキュメント」で詳細を確認するという方法が良いと考えています。

Trailhead Academy

前提条件の方でおすすめしている受講コース(MKT101)をTrailhead Academyから申し込みし受講できます。
全編後編に分かれていてそれぞれ225,000円150,000円という高い金額になっているので会社の支援がない限り受講できる方は少ないと思っています。

▼Marketing Cloud によるカスタマージャーニーの作成と分析[前編] (MKT101-1)
image.png

▼Marketing Cloud によるカスタマージャーニーの作成と分析[後編] (MKT101-2)
image.png

Trailmix

【Salesforce公式】認定 Marketing Cloud メールスペシャリスト 対策
Salesforceで提供する自己学習用の教材です。

自分はこれで勉強したんですが、実際テストを受けてみたところ上記のTrailmixでは結構物足りないと感じました。
特にTrailmix内で例題で出る問題と実際受験で出る問題の性質が結構違っていると思っています。
Trailmixでは該当機能の紹介や使う目的などにポイントされている反面、受験では実際Maketing Cloud でメール関連機能を使用、運用する際に必要な知識が問われます。

▼Marketing Cloud メールスペシャリスト 対策 Trailmix Email Studio 入門のテスト
image.png

▼Marketing Cloud メールスペシャルリスト 受講ガイドPDFのサンプル問題

  1. プライマリキーについて正しく説明しているのは次のうちどれですか? 答えを 1 つ選んでください。
    A. データエクステンション内で行を特定することのできる一意の値
    B. API コールの際にデータエクステンションを特定するのに使われる一意の値
    C. プライマリキーにひとつのメールアドレスを複数回含めることができる
    D. プライマリキーによって標準データエクステンションにデータをインポートする

Salesforce ヘルプ

受講ガイドPDFに記載されているリンクはこちらですが、
https://help.salesforce.com/s/home
こちらのヘルプページを全部見るのは無理があると思います。

なので試験範囲を参考し、関連ドキュメントを探してみるのが良いでしょう。
以下は受講PDFに記載されている試験範囲となります。

  • メールマーケティングのベストプラクティス(割合:15%)
  • メールメッセージのデザイン(割合:13%)
  • コンテンツの作成と配信(割合:18%)
  • マーケティングオートメーション(割合:19%)
  • 購読者とデータの管理(割合:28%)
  • トラッキングとレポート(割合:7%)

上記の範囲を基に関連するドキュメントのリンクをまとめてみました。
- Marketing Cloud メール
- Contents Builder 実装ガイド
- Marketing Cloud 連絡先データ
- Marketing Cloud コンテンツ作成
- ジャニーとオートメーション

上記以外でも関連内容はあると思いますが、自分の方で調べたものでは大体あれで収まりそうです。

その他

Qizlet メールスペシャリスト試験対策

自分が受験するために色々調べていた時はこのようなものはなかったと覚えてますが、
今日Qiitaで内容をまとめるために再調査した所で見つかったものです。

全部は見てないですが、実際のテストと結構似ているので模擬テストして活用できると思いました。

最後に

20,000円という痛い料金を払って学んだこの経験が誰かに役立つことを願います。
自分も早いうちに再挑戦したいと思います。

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0