kernelに対するbootargsは、petalinux-config(引数なしの基本コンフィグ)からできるのだが、system-user.dtsiからもできる。
system-user.dtsiからやる方法をお勧めしたい。
なぜ?
以下の理由により、極力petalinux-configを使いたくない。ため。
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頻繁に設定したものが巻き戻る。 (v2020.2)
特に petalinux-config -c u-boot 。
system-user.dtsiをいじると、まず間違いなく巻き戻る。
すごく困る。とてもとても困る。
デバイスツリーをいじったのだから、u-bootの再構築が必要なのはわかる。
が、だからといって、設定値が巻き戻ってはいけないと思う。
たまにpetalinux-config -c kernel でも起きる。
こちらはどんなときに巻き戻るのか、特定できていない。 さらに厄介。 毎回確認する必要がある。
このせいで、費用にして数十万~100万程度は損害があったと思われる。
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何かうまい回避方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると、とてもとてもありがたいです。 -
着目点が限定される。
「なにかいじろうかと思ったら可能な限りsystem-user.dtsi」という決まりにしておけば、ミスが起こりにくい(と、思う。)
何々をしやすいとか、分かりやすいとか、主観だよね。
万人にとっての分かり「やすい」って無いと思うんだ。
Example
/include/ "system-conf.dtsi"
/ {
chosen {
bootargs = " earlycon console=ttyPS0,115200 clk_ignore_unused root=/dev/ram0 rw";
stdout-path = "serial0:115200n8";
};
};