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母がスマートスピーカーClova Friends BROWN(クマさん)と親しくなるまで

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なぜClova Friends BROWNなのか

:one:母の目線から
我が家には購入順に、Google Home Mini 2台、Amazon Echo Dot 1台、Clova Friends BROWN 1台あります。
どれも最初はリビングに置いて、私が日課で「◯◯、今日の天気は?」と聞いていました。
いつも天気を気にする母がいつかは自分で聞くかなと思い、スマートスピーカーの前に聞き方のメモを置き様子をみました。
Google Home MiniとAmazon Echo Dotには全く関心を持ちませんでした。
Clova Friends BROWNは見た目が可愛いので、いつしかクマさん、クマさんと呼ぶようになりました。ちなみに我が家には動物のぬいぐるみがたくさんあります。
結局Clova Friends BROWNにも「◯◯、今日の天気は?」と聞くことはありませんでしたが、Clova Friends BROWNに親近感を抱いていることは間違いありません。

:two:私の目線から
LINEの無料通話がとても魅力的です。母親に電話してくる相手は家族だけに絞れるので、私も母親も安心できます。

どうすれば母に使ってもらえるのか

母も私も同じ意見ですが、話しかけるのが面倒くさい、その一言に尽きます。
だからボタン一押しClova Friends BROWN(クマさん)に話しかける機能を実装することにしました。

それがこれです

タブレットにウィジェットボタンを貼り付け、それを押したらTTS(テキスト読み上げ機能)を使い、Clova Friends BROWN(クマさん)に話しかけます。ただそれだけです。
よく使いそうなものだけ並べました。あと母にClova Friends BROWN(クマさん)ともっと仲良しになって欲しいのでウェイクワードだけも用意しました。その時の気分で何か話すかもしれないので。

Screenshot_20180527-185356.png

気遣いポイント
:one:ボタンや文字はできるだけ大きく表示します。
:two:ボタンを押したら押したことがわかるように、一定時間ポップアップメッセージを表示します。
:three:ボタンを押しても画面推移しないようにします。画面推移は混乱の元です。
:four:充電中に画面をスリープしないようにします。画面が真っ黒だと混乱の元です。

テレビ体操Amazon Dash Buttonで、いつでもテレビ体操第1ができるようにしてみた。おっかぁ、大喜び!?を改良して対応しています。

タブレットの動作環境

ASUS Nexus 7 (2012)
Lineage OS 7.1.2, root設定【設定→開発者オプション→ルートアクセス→アプリとADB】

使うアプリ

:one:Googleテキスト読み上げ
:two:MacroDroid - デバイス自動化

Googleテキスト読み上げの設定

1.【設定】→【言語と入力】を選択します。
2.【テキスト読み上げの出力】を選択します。
3.【Googleテキスト読み上げエンジン】を選択します。

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MacroDroidの設定

(例)マクロ 「ウィジェットボタンを押すと、LINEで太郎に電話する」

:one:全体の流れ

 マクロを追加
  トリガーの設定(If)
   ウィジェットボタン「太郎に電話
  アクションの設定(Then)
   ポップアップメッセージを表示「太郎に電話
   テキストを読み上げる「ねぇ、クローバー
   次のアクションを実行する前に待機「待機時間 3秒
   テキストを読み上げる「太郎に電話して
 ウィジェットボタンの貼り付け

:two:トリガーの設定

1.マクロを追加します。
2.トリガーを設定します。
3.【User Input】→【ウィジェットボタン】を設定します。

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4.【カスタム】を選択します。
5.【画像選択】を選択します。
6.【USER】を選択します。

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7.画像ファイルを選択します。
8.画像編集になりますが、そのまま右上のチェックを押して、アイコンを登録します。
9.登録したアイコンを選択します。

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10.アイコンが選択されました。
11.ボタンの【ラベル】に「太郎に電話」と入力します。
12.ウィジェットボタンの設定終了です。これでトリガーの設定終了です。

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:three:アクションの設定

1.アクションを設定します。
2.【通知】→【ポップアップメッセージを表示】を設定します。
3.ポップアップメッセージ「太郎に電話」を入力します。

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4.ポップアップメッセージを表示の設定終了です。
5.【Device Actions】→:【テキストを読み上げる】を設定します。
6.読み上げるメッセージ「ねぇ、クローバー」を入力します。

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7.テキストを読み上げるの設定終了です。
8.【MacroDroid Specific】→【次のアクションを実行する前に待機】を設定します。
9.待機時間【3秒】を指定します。

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10.次のアクションを実行する前に待機の設定終了です。
11.【Device Actions】→【テキストを読み上げる】を設定します。
12.読み上げるメッセージ「太郎に電話して」を入力します。

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13.テキストを読み上げるの設定終了です。
14.これでアクションの設定終了です。その後マクロを登録します。カテゴリは「ウィジェットボタン」、マクロ名は「太郎に電話」です。
15.マクロの設定終了です。

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16.追加したマクロを確認します。

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:four:ウィジェットボタンの貼り付け

1.【MacroDroid】を選択します。
2.【MacroDroid Custom】を選択します。
3.ウィジェット【太郎に電話】を選択します。

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4.ウィジェット太郎に電話」が貼り付けられました。この時点でラベルが隠れています。
5.リサイズしてラベル「太郎に電話」が見えるようにします。これで終了です。

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更に便利にすると

Clova Friends BROWN(クマさん)と直接絡みませんが、MacroDroidとTTS(テキスト読み上げ機能)を組み合わせれば、タブレットで指定時間にお知らせできて便利です。

:one:朝の目覚まし
:two:ごみの日のお知らせ「◯◯さん、今日は燃やせるごみの日です」
:three:服薬時間のお知らせ「◯◯さん、お薬の時間です」
:four:その他

AIに期待すること

母は一人で居ると寂しいようなので、時々Clova Friends BROWN(クマさん)が空気を読んで優しい言葉をかけてくれると嬉しいです。できれば遠くに住んでる孫の声でね。

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