前置き
この記事はGitを今から運用で使って見たい、運用方法がわからないと思っている人向けの記事となります。
自分自身も完全に使いこなせているわけではないので他により良い方法があれば
コメント頂けると助かります。
※あくまで個人的に行なっている運用なので抜けがあるかもしれません!!
前提として基本的な言葉は理解しているとして話を進めます。
- マージ
- ブランチ
- プルリクエスト
- マスター など…
大まかなフロー
役割としてPM(プロジェクトマネージャー)
とPG(プログラマ)
の二つの作業に対してまとめて行きます
※場合によってはPM
はPL(プロジェクトリーダー)
になるかも
issue作成(PM)
PM
はGit
の初期化が完了したらissue
を作成します。(ここでのissue
はタスクと同意義です)
作成するに当たって以下を取り決めます
-
タイトル
- 作業を行うファイルを記載。
- 作業者がなるべく同じファイルを作業しないように調整が必要。
-
詳細
- タイトルに記載したファイルに対してどのような作業を依頼したいかを記載
- ある程度プロジェクトが進んできたら
現在の動作
と期待される動作
の二つを記載
-
ラベル
-
issue
の内容がどういった内容かをラベリングします。- バグ
- 実装
- 修正
- リファクタ など
-
-
マイルストーン
- 作成した
issue
をいつまでに完了して欲しいかを記載します
- 作成した
-
担当者
- 誰に作業して欲しいかを記載します
ブランチ作成(PG)
PG
はPM
が作成したissue
を確認してその番号のブランチ
を作成します。
ブランチ
の名前は作業する担当の名前とissue
番号で作成して下さい。(suzuki/#25 など)
作成したブランチ
でissue
の作業を行います。
この時にブランチ
とissue
は必ず1:1の関係で作業を行って下さい。
プルリクエスト作成(PG)
issue
に対しての作業が完了したらPG
はプルリクエスト
を作成します。
ここで必ず行って欲しいのが
マスターを自分のブランチにマージする
ということです。これがないと作業が出戻ったりする可能性があります。
作成するに当たって以下を記載します。
-
タイトル
- どの
issue
に対してのプルリクエストなのか、どのような作業を行ったかを記載し、issue
がクローズされるように先頭にclose #25
のように記載します。
- どの
-
詳細
- どのような作業を行ったかをより詳細に記載し、タイトルと同様に
close #25
のように記載します。
- どのような作業を行ったかをより詳細に記載し、タイトルと同様に
マスターへマージ(PM)
PM
はPG
からプルリクエスト
をもらったら中身をレビューします
問題点などがあった場合にコードにコメントを記載し
そのプルリクエスト
をクローズします。
また複数の担当者から同時にプルリクエスト
をもらった場合は
同じファイルを作業していないかを必ずチェックしてください。
チェックがめんどくさい場合は一つのプルリクエスト
をマージ
後
他のプルリクエスト
は全てクローズして他の作業者に
マスター
を更新したので自分のブランチ
にマスター
をマージ
してもらうように
促します。
まとめ
上記が大まかなフローとなります。
このサイクルを回せばどの担当者がどのブランチで何の作業をしているかが明白に可視化できて
タスク管理しやすいかと思います。