パフォーマンスモード? スループットモードって??
EFSを作成する際に、以下のようにパフォーマンスモードとスループットモードを選択する必要ある。
今回はパラメータの選定目安について記載してみます。
パフォーマンスモードの選び方
それぞれ「General Purpose」と「Max I/O」が指定されているが、ほとんどケースではGeneral Purpose(汎用モード)でよさそう。
汎用モードでは1秒あたりのファイルシステムオペレーションは7000回に制限されているがIOPS要件が7000未満であれば汎用モードで十分。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/efs/latest/ug/limits.html#limits-fs-specific
運用開始後CloudWatchメトリクスのPercentIOLimitを確認し、100%に届くことが発生すれば
そのときにMax I/Oモードを検討すればよい。
なおMax I/Oモードを選択するとスループットが高まる代わりにレイテンシも高まるので注意。
スループットモードの選び方
秒間どれだけのデータをStorageに書き込む必要があるかによって変わってくる。
一度に相当巨大なファイルの書き込みが発生する場合には、プロビジョンドスループットを有効にする必要があるが、ファイルシステムサイズが1TiBにおいてベースで50MiB/s、バースト時には100MiB/sまでのスループットを発揮するので、よっぽどのことがない限りBurstingでも問題ない。
# 注意点
一度、EFSを作成するとパフォーマンスモードとスループットは変更できない。(2018年8月時点)
一度、EFSを作成するとパフォーマンスモードは変更できない。(2018年8月時点)
なので、パフォーマンスモード、スループットモードを変更する際は、別のEFSを作り直して、ファイルを
EFS File Syncなどで移行する必要がある。
EFS File Sync
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/efs-file-sync-faster-file-transfer-to-amazon-efs-file-systems/
スループットは変更できるとのご指摘いただきました。
ただし前回のスループット変更から24時間経過している必要があるのでご注意を。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/efs/latest/ug/performance.html