背景
ASUS ZenFone 2 Laserのバッテリは交換可能なバッテリなのですが、バッテリが妊娠して使い物にならなくなって新規に購入する気もなく放置していました。このたび、USB充電器から直接配線して復活させたのでそのメモです。
回路は以下の通り
用意したダイオード
・整流用ダイオード 100V 2A PS2010R(秋月電子で10個80円のもの)
整流用ダイオードを入れている理由
・バッテリ電圧が定格3.85VのためUSB充電器(5.0V)の電圧を下がるため
・スマホ本体にPCとのUSBケーブルをつないだ時逆流しないようにするため
の2点です。
スマホの内臓バッテリの定格電圧が3.85Vでした。ダイオードのデータシート(仕様)をみると順方向での消費電圧は0.6V-1.2V(1A)、200mA時0.7Vでしたので2個直列して起動確認したところ電圧が低すぎたのか電源オン後、再起動を繰り返したので1個だけにしています。結果、電圧高めになるのですが、モバイルバッテリで使用してみてモバイルバッテリの容量が減るとスマホでのバッテリ容量表示が100%を下回るのでこのままでも大丈夫だろうとみています。
このスマホのバッテリ端子は4端子あり、プラス、マイナス以外にサーミスタのT端子があるはずなのですが、残り2端子のうちどちらかわからなかったので何もせずにしています。おかげでROM側ではバッテリ情報が出力されていなくなっているのですが、気にせず使っています。