ご存知、Googleが公開してくれた働き方ガイド「Google Re:Work」
この内容をみんなで読み合って意見を言い合って見識を深め合おうぜ!という会に、
第7回の「マネージャ」の章から参戦してみました!!
(6回までは「OKR」について読み合っていたそうです)
どんな集まり?
【OKRの次はマネージャー】Google re:Workから学ぶ最新の働き方Workshop #7
場所は、恵比寿のカカクコム グリーングラスオフィス。
集まった方々は、プロダクトマネージャやエンジニアのチームマネージャから、カスタマーサクセスのいち担当者など幅広く色んな方が参加していました。
自社の働き方について課題感を持ってる人なら、誰でも参加できる間口の広い雰囲気ですね。
人数は、運営のお三方含めてぜんぶで20人弱くらいです。
3つのテーブルに分かれて、各テーブルにファシリの方が付いてくれてDocを読んでもらうのを聞きながら、疑問や意見を話し合う感じです。
お酒を飲みながら、ゆるく真面目に議論できる楽しい会でした!
次回も予定さえ合えば行くと思います。
では、実際の内容について。
「マネージャ」の章からなので、このページからですね
https://rework.withgoogle.com/jp/subjects/managers/
センテンスの順番は運営の方がいい塩梅で整えてくれました。
優れたマネージャーの要件を特定する
最初は、このページからスタート。
https://rework.withgoogle.com/jp/guides/managers-identify-what-makes-a-great-manager/steps/learn-about-googles-manager-research/
Google の黎明期に一部の経営幹部やエンジニアに見られた、マネージャーはあまり好ましくないがやむをえないもので、官僚的なレイヤーにすぎない、という考え方に基づいていました。
これ、あるよねー。みたいな話とか、二重盲検法ってなんだ?とか話しつつ、
やっぱり、↓↓↓この10コの行動規範で話が盛り上がりました。
この10個で、みんなが一番大事だと思うのどれ?って話題では、
「10:決断力」は、絶対あってほしいし持っていたいけど、それ以外だと、
「7:ビジョン・戦略の共有」と「5:コミュニケーションによる共有」はやっぱ一番大事じゃない?なんて議論をしたり(ぼくが5・7タイプだから、みんなそんな意見なのが嬉しかったり)。
あと、エンジニアとかだと「8:専門性」求められない?とか、でもそれはチームの中で補い合うことも出来るんじゃない?なんて議論もありました。
チームの人数によっても変わりますよね?っていう話もあったんですが、他の書籍などでGoogleは1人のマネージャに最大7人までって読んだ記憶があったんで、それを共有したりとかもしましたね。
自分はどこが足りてないかな?、他の上手くいってないチームは、きっとマネージャのここが足りてないからなのかな?とか、そういうことも内心で考えてました。
ちなみに、ナンバリングの色には何の意味もないことが後でわかりましたw
チームのビジョンを設定してメンバーに伝える
はじめに
次は、このページ。
https://rework.withgoogle.com/jp/guides/managers-set-and-communicate-a-team-vision/steps/introduction/
前章で、5・7大事だねーって話てたら、それが真っ先にフォーカスされたんで、やっぱコレなのか!って感じでした。
とにもかくにも、ビジョンを明確にしてチーム全員で共有し合う。コレに尽きるってことですね。
みんなが同じゴールを見ていれば、おのずと各自が正しい行動を取れる。
我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。
─ 荒巻大輔
©攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
やっぱ理想のチームってコレだわなんて話を、後日インフォマートのとある人と話していたり。(その後、その人を含むインフォマートアニメ会で「天気の子」を見た後にもこの話をしたりwww)
でも、こんなすごいマネージャ見たことないし、公安9課はGoogle以上の猛者揃いだからできるんだけどね。とかとか。
荒牧課長の話はITmediaでもマネジメント論として取り上げられてます。ぜひご一読を。
荒巻課長は電脳部下の夢を見るか――攻殻機動隊にみるHuman Resource Management
すみません、脱線しました。
チームとビジョン設定を行う
話を戻すと、その後はチームのビジョン設定のやり方になります。
コアバリューからパーパスを繰り返しつつ、チームのゴールを導き出す。ということですね。
で、そのやり方として、
「共有ビジョン設定のスライド」っていうも公開されてるんで、実際にこのスライドをみんなで見ていきました。
面白かったのは、この辺りの手法。
・会社のコアバリューもチームで考えてみていること
→ 会社自体をチームで再認識するってことかな
・メンバー全員の価値観を他の人が考えて書く
→ チームメンバーの再認識
・チーム全員が共有すべき価値観を全員で合意する
→ チームのあるべき姿を全員で自己認識する
こうやって、チームっていうものが1つになるんだな。って思い知りました。
Googleのような、カルチャー不適合者の存在しない組織だとやりやすいだろうな、とも思いますが、とはいえ、どんな組織でもある程度はトライできそうな気がしました。
聞いて繰り返す
聞き方って大事ですよねーっていう内容。
これは、ぼくが作ったコミュニケーション勉強会の内容そのままな感じだったので腹落ちしかしなかったですね。
オウム返しも1つのテクだし、言い換える・例えるっていうのはとてもクリエイティブなコミュニケーション手法だって佐藤可士和さんも言ってました。なんてことをみんなに共有したりしました。
コミュニケーション勉強会してほしい方いたら、いつでも個人レッスンしますw
マネージャーがフィードバックするのをサポートする
フィードバックで難しいよね、ってみんなと話したのが「バイアスを取り除く」ってところでしたね。
やっぱり、どうしても対個人になると、そのひとに対する偏見や思い込み、苦手意識、なんてものが入ってきがち。だって人間だもの。って話ですよね。
でも、そこでも、「チームにとっての価値」っていう共通価値観を元にしていれば、バイアスが弱まるんでしょうねー。なんてことを話し合いました。
マネージャって難しいよ!
そんなマネージャ見たことないよ!
なんてことを話しつつ、この日はここまで!!
続きは次回!となります。