Win32 APIを扱いやすくするMicrosoft.Windows.CsWin32を使うときに躓いたことのメモ

Microsoft.Windows.CsWin32とは？

こちらのGitHubに記載の通り、Win32 APIにアクセスするために作成するクラス（通常NativeMethods）を自動生成してくれるライブラリです。
利用したい関数名を事前に記載しておくだけで、ビルド時にNativeMethodsクラスを作成してくれます。ややこしいところを吸収してくれるのは助かりますね😉
使い方はReadMeを見ればわかると思うので、詰まったところだけ記載します。

注意
0.1.560-betaで確認しています。

詰まったところ

HWND型がGenerateされない？

Windows.Win32.Foundation名前空間にいました。(ドキュメントに記載ないよね？)

WPFでHWNDはどうやって取得するの？

公式のサンプルコードが見つからなかったのですが、以下の記載で取得できています。
参考:WPF で Visual Studio 2012 のような光るウィンドウを作る | grabacr.nét

/// <summary>
/// コンストラクタ
/// </summary>
/// <param name="window">対象ウィンドウ</param>
internal unsafe ClipboardController(Window window)
{
   // WPFでウィンドウプロシージャをフックする場合、
   // 対象WindowからHwndSourceを取得し、それに対してフックを追加する
   HwndSource source = (HwndSource)PresentationSource.FromVisual(window);
   source.AddHook(WndProc);
   // ハンドルを取得しリスナを追加
   hWnd = new(source.Handle);
   _ = PInvoke.AddClipboardFormatListener(hWnd);
}

作ったもの