いらすとやを使わずにパワーポイントを作成するコストを検証してみた
1. はじめに
「いらすとや」を使用しない場合、どれだけ時間や手間がかかるのかを明確化します。本記事はプレゼン資料作成者やデザインコストに悩むビジネスパーソン向け、コストの内訳を検証したものです。
私も資料作成ではデザイン性などの部分で苦慮しており、今回の記事を書くに至りました。
検証といいますか、あくまでも所感になっておりますので、ご容赦ください。
2. いらすとやとは何か?
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いらすとやの概要と特徴
「いらすとや」は、豊富な無料イラスト素材を提供するWebサービスで、日本の多くのプレゼン資料やコンテンツ制作で使用されています。 -
いらすとやを使うメリット
例えば、素材探しの時間を短縮し、資料のデザインを手軽に向上させることができます。 -
本記事で検証する理由
あえて「いらすとや」を使用しない場合のコストを具体化するため。
著作権フリーなサイトがどれだけあるのか。
3. いらすとやを使用しないパワーポイント作成のプロセス
3.1 テーマとデザインの決定
- デザインアイデアを考える時間
- テンプレートの選定やカスタマイズの労力
3.2 コンテンツ作成
- スライドに載せる情報の収集や整理
- 適切な配置やフォーマット調整の手間
3.3 ビジュアル素材の準備
- 画像やアイコンの作成・検索
- フォントやカラーパレットの選定
3.4 全体の仕上げと微調整
- レイアウト確認や調整
- 他者へのレビュー依頼と修正対応
4. コストの内訳
4.1 時間的コスト
- 各工程にかかった時間
資料作成において、考えないといけないのは、その資料の背景や見せる人や場など様々なものがあります。
それによってデザイン性などが変わってきます。
今回は、軽いセミナー資料の作成ということを題材に比べてみました。
いらすとやを使用した場合。
→20分
いらすとやを使用しない場合
→35分
- 「いらすとや」を使用した場合との比較
自分の資料作成能力の有無もありますが、大体1.5倍の数値になりました。
4.2 精神的コスト
- デザインの煩雑さや迷いによるストレス
デザインを考えるうえで、いらすとやは「検索をし張り付ける」という作業だけで済むのですが、
その他の著作権フリーサイトでは、「検索をして、それがこの資料の色合い、テイストにあうのか」「また透過度などをどうする、配置をどうする」などの別の要因が迷いとなってストレスとなります。
5. いらすとや未使用による課題
- デザインの統一感が取れにくい
- 作業効率が悪化する可能性
- プレゼンのクオリティに影響を及ぼす場合も
6. いらすとやを使用する価値とは
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コスト比較から見る「いらすとや」のメリット
先ほどの検証からも、いらすとやは直感的でなおかつわかりやすいものであることがわかりました。 -
作成者の負担軽減やクオリティ向上効果
画像を探し張り付けるという負担軽減と、クオリティが向上すると一概には言えませんが、見やすく言いたいことがはっきりとしている点では向上しています。
7. まとめ
- パワーポイント作成におけるコストの重要性
- 「いらすとや」未使用の検証結果から得られた知見