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ブラウザ上で3Dを表現できる Three.js を使ってみた

Last updated at Posted at 2022-12-16

ブラウザ上で3D表現が可能な、Three.js を使ってみました!
使いこなすと、かなりリッチなページが作れそうな所感です!

インストール

使う手段は二通り

  1. CDNでもOK。  
  2. npm install three
main.js
<script src="https://unpkg.com/three@0.142.0/build/three.min.js"></script>

基本

Three.js を使用する上で、必ず以下の3つが必要となります。

  1. シーン
  2. カメラ
  3. レンダラー

シーン

ステージにあたるもの。
この上に3Dオブジェクトやライト、カメラを配置していきます。

カメラ

カメラを追加しないと、オブジェクトをいくら追加しても、画面上には何も表示されません。

レンダラー

全てを司るレンダラーを呼び出します。

3Dオブジェクト

そして、オブジェクトを追加していきます。

基本的にはジオメトリという立体モデルに
表面の素材マテリアルを設定していく流れになります。
作ったオブジェクトに x, y, z 座標を指定して、位置を決めていきます。

多くのマテリアルは光源を必要とするのですが、ライトが無くても見える素材もあります。

ライトの種類も豊富

DirectionalLight
一般的な太陽光みたいに平行に降り注ぐ光
スクリーンショット 2022-12-16 18.00.46.png

RectAreaLight
四角い範囲で照らす
スクリーンショット 2022-12-16 18.00.25.png

他にも沢山あります。
アイデア次第で様々な表現ができそうです。

実践

今回は平面のジオメトリに、画像や動画を貼り付けてみました。
そうすると、こんな感じのギャラリーに。

video01.gif
video02.gif

まだあまり時間を使えていませんが、突き詰めればモダンに仕上がりになりそうです。

ちなみに、上の実践ではカメラを回転させてはいませんが、
カメラを円周上に移動させて回ってるような映像にする場合は、次のように書いてカメラを動かします。

camera.position.x = Math.cos(r / 180 * Math.PI) * 15
camera.position.z = Math.sin(r / 180 * Math.PI) * 15

x座標は cosθ * 半径、
z座標は sinθ * 半径、で求めることができます。
r を時間経過で値が増えていくようにすると、0〜360°の範囲で遷移します。
高さである y軸は変えていないので、平面の円状にカメラが動いていきます。

このように、何かを回転させる(円周上を移動させる)場合は、三角関数が使えます。
数学で習ったsin, cos が役に立つ日が来るとは...!

おまけ

React 用で、かなり簡単に Three.js を利用できるライブラリを見つけました。

こちらの Three Fiber

少し使ってみた感想としては、簡素なコードでオブジェクトを追加できるので、手軽に3D要素を追加したい場合に良さそうです。

Vue/Nuxt 用は残念ながらなさそう。。。

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