概要
今回はGoogle Cloudで使用するCLIのgcloudコマンドについて先日学びがあったのでアウトプットしたいと思います。
先日、Google Cloudの複数のプロジェクトに対してデプロイ作業を行なっていました。
その際に私は何も考えず、gcloud config set ~コマンドを使用してaccountとprojectを都度設定していました。
しかし、その作業が非常に面倒だったので何かいい方法はないかと調査したところいい方法を発見しました。
それはgcloudコマンドを使用してあらかじめ設定しておけば、コマンド1つで設定環境を変更できるということです。
前提
今回使用するgcloudのバージョンはv392.0.0です。
設定方法
STEP1 設定環境の作成
まずは設定環境を作成していきます。
下記コマンドで環境名を命名し作成します。今回はsample1を命名していますが任意の命名をしてください。
gcloud config configurations create sample1
実行して下記のようにターミナルで出力されれば作成成功です。
Created [sample1].
Activated [sample1].
次に環境のaccountとprojectの設定を行なっていきます。
リージョンやゾーンも設定できますが今回は割愛します。
下記コマンドで設定します。
アカウント名とプロジェクト名は設定したい値を入力してください。
gcloud config set account sample1@sample.com
gcloud config set project sample1-project
上記コマンドで設定後gcloud config listを実行して下記のようにaccountとprojectの値が設定した値になっていればOKです。
$ gcloud config list
[accessibility]
screen_reader = True
[core]
account = sample1@sample.com
disable_usage_reporting = False
project = sample1-project
Your active configuration is: [sample1]
ここまでの工程を作成したい環境分行います。
設定環境変更方法
割愛しますが、sample2という設定環境も作成したとします。
gcloud config configurations listを実行すると下記のような情報が出力されます。
$ gcloud config configurations list
NAME: sample1
IS_ACTIVE: True
ACCOUNT: sample1@sample.com
PROJECT: sample1-project
COMPUTE_DEFAULT_ZONE:
COMPUTE_DEFAULT_REGION:
NAME: sample2
IS_ACTIVE: False
ACCOUNT: sample2@sample.com
PROJECT: sample2-project
COMPUTE_DEFAULT_ZONE:
COMPUTE_DEFAULT_REGION:
IS_ACTIVEがTrueなものが現在いる環境です。
なので現在は先ほど作成したsample1という環境配下にいることになります。
sample2の環境に設定を移行させたい場合はgcloud config configurations activate <対象の環境名>を入力します。
$ gcloud config configurations activate sample2
Activated [sample2].
もう一度gcloud config configurations listで環境のリストを表示させてみると
$ gcloud config configurations list
NAME: sample1
IS_ACTIVE: False
ACCOUNT: sample1@sample.com
PROJECT: sample1-project
COMPUTE_DEFAULT_ZONE:
COMPUTE_DEFAULT_REGION:
NAME: sample2
IS_ACTIVE: True
ACCOUNT: sample2@sample.com
PROJECT: sample2-project
COMPUTE_DEFAULT_ZONE:
COMPUTE_DEFAULT_REGION:
sample2のIS_ACTIVEの値がTrueになっていることが確認できると思います。
これで設定環境の移行完了です。
あとは設定環境を変更したい場合は
gcloud config configurations activate <対象の環境名>を実行してあげるだけで変更できます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
正直、いちいちaccountとprojectを設定するのは面倒なのでそれが解決できて楽になりました。
みなさんも是非試してみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!