統合版Minecraftコマンド解説
今回は初心者向けの解説をしていきます。
これから中級者向けのコマンド解説もやっていく予定です。
バージョン情報
・統合版(Windows10版・Switch・PS4)
・ Ver. 1.14.7
はじめに
このコマンド紹介は少しでもコマンドに触れやすく、楽しくしていただきたいため、作成しています。見ていただけると幸いです。
目次
- 対象を打つときに
- ゲームモード変更コマンド
- テレポートコマンド
- 時間を変更するコマンド
- 特定のエンティティをキルする
対象を打つときに
Minecraftのコマンドで対象を選ぶ時があります。その時に@p・@s・@aなどを選ぶことができます。
それぞれの使い方は以下の通りです。
表記方法 | 対象 |
---|---|
@s | 自分自身 |
@a | ワールド内の全員 |
@p | 近い人 |
@r | ランダムなプレイヤー |
@e | エンティティ |
ゲームモード変更コマンド
これはサバイバルモード・クリエイティブモード・アドベンチャーモードを切り替えることができるコマンドです。設定画面からもできますが、いちいち開くのが面倒なので便利です。
構文
gamemode (ゲームモード) (対象)
です。
入力例
(サバイバルモードから自分をクリエイティブモード)
gamemode creative @s
また、
gamemode c
のように自分のみに実行する際は、対象を付けなくてもよく、対象が誰であっても「survival→s」「creative→c」「adventure→a」と省略することが可能です。
もちろん対象の部分にはプレイヤー名を入力することができます。
テレポートコマンド
テレポートは座標を打ち込むとその場所へワープすることができるものです。このコマンドを使うには事前にテレポートしたい場所の座標を知っておく必要があります。
構文1 特定の人を指定した座標へ送る
tp (対象) (座標)
構文2 特定の人を別の人のところへ送る
tp (送りたい人) (送る先の人)
構文3 全員を自分へ集める
tp @a @s
構文4 特定のmob(エンティティ)を集める
tp @e[type=エンティティのID] (集める先の人・座標)
座標は統合版の場合、設定画面で座標を表示する設定があります。
コマンドで行う場合は
/gamerule showcoordinates true
で座標が表示され、
/gamerule showcoordinates false
で表示されなくなります。
座標の打ち込み方では、〜が使えます。これは後で紹介するfillコマンドやsetblockコマンドでよく使用しますが、
/tp @a ~ ~ ~
と打つと、全員が自分の立っているブロックにtpします。
座標 x=100, y=70, z=200 にtpするとします。自分がもしy=70にいるとすると、
/tp @s 100 ~ 200
と打つことができます。
エンティティについても説明をします。エンティティはサバイバルのプレイヤーを含むmobのことです。mobにはゾンビやスケルトン、クリーパーなどがあります。
それらのエンティティの中から特定のエンティティのみを選択することができます。
@e[type= と打ち、=の後ろにエンティティのIDを入れます。最後は ] で閉じて実行します。
例
@e[type=zombie]
です。これだけでは作動しませんが、この構文の前に tp や後に紹介する kill などを当てはめます。
時間を変更するコマンド
このコマンドはMinecraft内の時間を操ることができます。
/time set day
これを実行すると時間が昼に設定されます。
時間設定コマンド一覧
構文 | 説明 |
---|---|
/time set day | 昼にする |
/time set night | 夜にする |
/time set noon | 昼の真ん中にする |
/time set midnight | 夜の真ん中にする |
おまけ
/gamerule doDaylightCycle false
これを実行すると時が止まります。このコマンドは作物の成長やmobの動きを止めることはできません。あくまで時間の値を固定するだけです。
特定のエンティティをキルする
キルというのは「殺す」という意味です。
/kill @s
と実行すると自分がサバイバルモードの場合、死亡します。
他のバージョンなどでは分かりませんが、自分の使っているMinecraftではクリエイティブモードの場合はkillコマンドは効きません。おそらくkillコマンドはエンティティを対象としているので効かないのだと思われます。
killコマンド構文一覧
構文 | 説明 |
---|---|
/kill @a | サバイバルプレイヤー全員がkillされます |
/kill @s | 自分がサバイバルモードの場合、killされます |
/kill @e | サバイバルプレイヤーを含む全てのエンティティがkillされます |
/kill (プレイヤー名) | 特定のプレイヤーをkillします |
@eは先ほども紹介した通り、特定のエンティティのみを対象とすることができます。
killコマンドでの@eは特定のmobも指定することができます。これはtpコマンドなどと同様に
kill @e[type=
の後に続けてmobのIDを指定するとmob全てをkillすることができます。
kill @e
と打つとボートやアイテム化しているものなどのエンティティも無くなります。
アイテムのみをkillしたい場合は
kill @e[type=item]
と打ち込めばドロップしているアイテムのみがkillされます。
最後に
今回は初心者向けとして簡単なコマンドを紹介しました。TPコマンドには視点を固定するコマンドもあるので後々のところで解説していきます。