背景・概要
企業を狙ったフィッシングやビジネスメール詐欺(BEC: Business Email Compromise)の入口の多くは従業員を狙ったメールがほとんどです。こういったサイバー攻撃には、銀の弾丸と呼ばれるような対策は存在しません。いくつかの対策を多層的に取り組む必要があります。これらの対策の一つとしてなりすましメール対策が有効であり、その一つが**送信ドメイン認証(DMARC、SPF、DKIM)**です。
自ドメインのなりすましメール対策が効果的に設定されているかを確認する方法をまとめます。
check@naritai.jp へメール送信
なりすまし対策ポータル「ナリタイ」 https://naritai.jp/ では、技術解説だけではなく、確認ツールを提供しています。このサイトで用意している確認用メールアドレス
check@naritai.jp
にメールを送信するだけで、DMARC、SPF、DKIM の認証結果が返信されます。
また、DMARC レコードにレポート(RUA)の送信先を指定していれば、ナリタイからレポートのサンプルが届けられます。
DMARC 設定方法
DMARC の具体的な設定方法はこちらを参考にしてください。
ドメイン管理者がまず最初に実施するなりすましメール対策(DMARC、SPF、DKIM)
https://qiita.com/softest/items/8873655458f4831bad3b
参考サイト
なりすまし対策ポータル: https://naritai.jp/