QGIS で作成したデータ（"プロジェクト"）を Web ページで表示する方法について、ノウハウ共有および備忘のために作成した記事の目次です。

1. qgis2web プラグイン

QGIS データを Web で表示 #1 - qgis2web
- QGIS プラグイン qgis2web で手軽に Web 地図を作成
- XYZ タイル, OpenLayers, Leaflet

2. Qgis2threejs プラグイン

QGIS データを Web で表示 #2 - Qgis2threejs
- QGIS プラグイン Qgis2threejs で手軽に Web 三次元地形図を作成
- テクスチャ, ベクタ, 標高, アニメーション

3. QGIS Server + QGIS Web Client 2 + MapCache

QGIS データを Web で表示 #3 - QGIS Server
- Web 地図アプリの基本構想
  - AlmaLinux 9
  - QGIS Server + QWC2(QGIS Web Client 2) + MapCache
  - 今回は qwc-services を使わない
- QGIS Server のインストール
  - AlmaLinux 9, nginx
- QGIS プロジェクトの公開設定
QGIS データを Web で表示 #4 - QWC2
- QWC2 のインストール
  - qwc2-demo-app, ngix
- テーマ
- 開発（カスタマイズ）とデプロイ
  - themesConfig.json, config.json
  - yarn start, yarn run prod
QGIS データを Web で表示 #5 - QWC2（続）
- 外部 XYZ タイルで速度改善
  - 外部レイヤ, 背景レイヤ
QGIS データを Web で表示 #6 - MapCache
- MapCache のインストール
  - httpd
- MapCache の設定
  - mapcache.xml
  - cache, grid, source, tileset
- QWC2 で MapCache を利用
  - 外部レイヤ
- seeding（種蒔き）
QGIS データを Web で表示 #7 - QWC2（続々）
- アイコン, ロゴ, タイトル
- NewsPopup（×）
- ポータル
- 翻訳の追加・修正
- サムネール
  - テーマ, 背景レイヤ
- テーマ情報リンク
QGIS データを Web で表示 #8 - QWC2（続々々）
- 地物情報の取得
  - CORS 設定
- ボトム・バー
- 概観地図（×）
- マップ・ボタン
  - 背景スイッチャー, ズーム・ボタン, 位置情報ボタン, HOME ボタン, レイヤ・ツリー
- トップ・バー
  - ツールバー
    - 計測ツール, 印刷, Identify ツール
- ロゴ, 検索ボックス, フル・スクリーン・モード
QGIS データを Web で表示 #9 - QWC2（続々々々）
- 編集機能は諦める
- メニュー
- テーマ・スイッチャー
  - テーマの追加, レイヤの追加
- レイヤ・ツリー
  - レイヤの削除
  - 凡例アイコン
  - レイヤ・グループとフラットなレイヤ・ツリー
  - レイヤ順序変更
- 凡例
- レイヤのインポートと表示順序変更は使えるか
QGIS データを Web で表示 #10 - https 化と同一オリジン化
- Web 地図アプリの https 化と同一オリジン化
  - nginx, httpd
  - サーバ URL 変更
  - 開発環境での障害対策
QGIS データを Web で表示 #11 - QWC2（終り）
- レイヤ・カタログ（×）
- 地物検索
  - 検索プロバイダ
- リンク共有
- ブックマーク（×）
- タイム・マネージャ（×）
- 赤線引き（×）
- 地図のエクスポート
- ルート探索（×）
- 印刷
  - 背景レイヤの印刷
- 操作説明書（ヘルプ）
- 言語設定

（×）は対応を見送ったり、削除したりした機能です

ここまでは、QGIS Server と QWC2 を中核とした統合的 Web GIS エコ・システムである qwc-services を利用せず、単体としてインストールした QGIS Server と QWC2 を連携させて使用しています。

そのため、qwc-services を前提とした QWC2 の拡張機能、とりわけユーザ認証と権限管理、および、編集機能には対応できていません。

この一連の記事の続編として qwc-services を利用した Web GIS の構築について記事を書き始めました。

4. qwc-services + PostGIS + MapCache

qwc-services による Web GIS の構築 #1 qwc-docker
- qwc-docker
- qwc-services
- MapCache との連携
- 標高プロファイル
- 外部レイヤの透明度
- 地物検索
qwc-services による Web GIS の構築 #2 認証と権限
- RBAC による権限管理
qwc-services による Web GIS の構築 #3 PostGIS
- PostGIS サーバ
  - PostgreSQL + PostGIS 拡張
  - pgAdmin4
  - Docker でインストール
  - WireGuard による VPN でセキュリティ確保
- データ移行
  - ogr2ogr で Shapefile からテーブルへデータ移行
- プロジェクト移行
- DB バックアップ
qwc-services による Web GIS の構築 #4 独自ページを追加
- Python と Flask
  - Docker で運用
- qwc-services の権限管理メカニズムを適用
qwc-services による Web GIS の構築 #5 編集機能
- 編集機能を利用するための前提条件
  - PostGIS
  - Data リソースと権限
  - 属性フォームの設定
- キャッシュを使わない（一時的な障害回避措置）
- 編集機能
  - 地物フォーム
  - 属性テーブル
  - 編集
qwc-services による Web GIS の構築 #6 MapCache 再び
- 編集機能と地図画像キャッシュの問題
- 地図画像キャッシュの無効化
  - PostGIS 側の処理
  - キャッシュ無効化サービス
- cron によるシーディング