三菱GOTタッチパネル画面作成ソフトウェア「GT Designer3」にて、オブジェクト作成時に設定する「デバイス」について基礎知識を確認していきましょう。
PLCとタッチパネルのやりとりに必要
タッチパネルはPLCに命令を送ります。なので、PLCに接続された各機器を制御する上でデバイス設定は正確に設定する必要があります。
色々なデバイス
GT Designer3の「オブジェクト」タブをクリックすると以下のようなダイアログが表示されます。
画像上の「スイッチ」や「ランプ」、「数値表示/入力」、「文字列表示/入力」をタッチパネルに配置する際にデバイスを設定します。
ビットとワード
デバイスにはビットデバイスとワードデバイスがあります。
ビットデバイス
ビットデバイスには、入力リレー(X)、出力リレー(Y)、補助リレー(M)があります。
ビットデバイスの名通り、デバイスの状態は0か1です。
例)ランプがOFFの時は0、ONの時は1
ワードデバイス
ワードデバイスにはデータレジスタ(D)、リンクレジスタ(W)があります。
ビットデバイスが0/1であるのに対してワードデバイスは100や10000などの大きな数字を使用します。
デフォルトでは16bitです。
例)モーター回転数の設定値→ [360]rpm
ビットスイッチの機能
ビットモーメンタリ
スイッチを押している間だけON状態になります。
ビット反転
状態を反転させます。OFF状態だったものを押すとON状態に。ON状態だったものはOFF状態にする。
ビットセット
スイッチを押すとONのままになる。
ビットリセット
スイッチを押すとOFFのままになる。
以上、タッチパネルのデバイスについて基礎知識を確認しました。
数年ぶりにQiitaに投稿しました。
これから定期的に投稿していこうと思ってます。
ご意見、質問ありましたらお気軽にどうぞ。