※本当は今年のGWらへんで投稿しようと思ってたんですが、投げ忘れてました。
エンジニアになろうと就職活動して、見事エンジニアのスタート地点に立った皆様、研修を終えいよいよ配属という皆様、中途採用でキャリアチェンジでエンジニアのスタートラインに立った皆様。
一緒にIT業界や日本を良くするために頑張っていきましょう。
そこでですが、割と勘違いというか、まだ分かってないというか、誤解している人が散見されるので、今回はあくまで私の考えですが、プロフェッショナルとは何か、エンジニアとして仕事をするとは何か、仕事を任されるということはどういうことなのか、ここら辺について、私の仕事観と言うか考えみたいなものを書いてみようと思います。
※そんな香ばしい話興味ないし、そこそこ金もらって、いけてる上司の下で働ければOK!と思っている方は趣旨とズレるのでブラウザバックを推奨します。
プロフェッショナルとは何か
wikipediaを参照すると、以下のように書かれています。
- 専門的な仕事に従事し、その能力が高く、その仕事の技術に優れ、確かな仕事をする人
- 主たる収入を得るために、特定の分野に従事している人
一般には後者の方が適切かもしれませんが、私の考えとしては前者であります。
つまり専門家であるべきというのが、あるべき姿であるということです。
エンジニアとして仕事をするとは何か
エンジニアに限った話ではないですが、お客様や世の中の問題をエンジニアリングで解決するのがエンジニアの仕事です。つまり問題解決が目的であり、その手段がエンジニアリングであるというのが、エンジニアです。
仕事を任されるということはどういうことなのか
世の中には様々な仕事がありますが、仕事を任されるというのは、問題解決のために自分のリソース(能力、時間、体力、メンタルなど)を使うことだと思います。
そして、リソースを使うことに加え解決の責任も伴います。
責任というと重たい言葉ですが、解決できない人間に仕事は任せないわけで、つまり、解決に責任が伴います。
壊れたPC、繋がらないスマホ、傾いた家、腐った食べ物にお金払いますか?払わないですよね?仕事を任せるということはそういう「期待される成果」を求められている、つまり任される側にはそれを果たす責任が伴うことになります。
理解しておいて欲しいこと
会社や組織に属している人、プロジェクトに参画してる人、全員に言えるのが、「顧客の期待に応える」責任が発生しているということ。
プロ野球で例えてみます。
日本のプロ野球選手は、基本的にドラフトで指名され入団します。
多くの選手は入団後2〜3年2軍で体力づくりや、プロレベルの試合経験を積みます。
その中で結果を出した人が1軍に上がり、少ないチャンスをものにした人がレギュラーとして試合に出続けます。
ここで何を言いたいかというと
- 「できないから教えてください」スタンスの選手はいない(少なくとも1軍レベルには)
- 1〜2年で1軍レベルの結果が出ないからといって諦めたり不貞腐れる人はいない
- 成果のために日々試行錯誤と努力をしている
駆け出しエンジニアにも同じようなことが言えると思っていて
- 「分からないことはとにかくなんでも教わる」スタンスでは主力にはなれない(私たちエンジニアが解決する問題って誰も解いたこと無い問題のほうが多いです、そういう問題解決の方法は聞けないし教えられないんですよね)
- 1〜2年で5〜10年やってる主力の先輩たちと同等の成果を求めたって大抵無理(たまにいるかも)
- 試行錯誤や努力をやめたら成長は止まる
最後に
主力になりたい、稼ぎたい、やりたいようにやりたい。
そう思うのであれば、プロスポーツの一流でやってる人たちの考え方を真似るのが良いと思っています。
- 少ないチャンスをいかにモノにするか
- チャンスをモノにするために準備はできているか?しているか?
- チャンスを呼び込むための種まきはしているか?
- 1〜2年で心折れてないか?
- 試行錯誤、努力を諦めていないか?
スキルが身につくか?成長するか?学びがあるか?
当然、環境として存在することは必要条件ですが、最後は本人がどう取り組むか次第だと思うので、いつまでも大学の大教室に行く感覚で「出席すればOK」という感覚は、邪魔になるのでさっさと捨てましょう。
自ら取りに行く、取りに行ってもアサインされない場合は信用、信頼が足りないので、信頼、信用を勝ち取れるようなアクションを取り続けましょう。
上司が無能とか、会社がいけてないとか、他責にする前に自分がやれることを全てやりましょう。
それが社会人だし、大人だと思ってます。