はじめに
リンクラフト株式会社の大平と申します。
リンクラフトアドベントカレンダーの6日目を担当します。
エンジニアをやってますが、最新の技術で俺TUEEEEEEEできるわけでもないので
社内では数少ない特徴のVimmerというところで記事を書かせてもらいます。
vimって使いづらくね?
いきなりのdisです。
初めてLinuxなどでvimやviに触れた方々の9割は感じるであろうこの想い。
僕も最初はそうでした。
- なんでカーソルが最初から上書きモードになってんの?!
- 文字入力しようとしたらカーソルがどっかに旅立ったんだけど!
- 保存の仕方わかんねぇ!
- Escキーなんて使ったことねーよ!
その他諸々、数々の壁にぶつかりました。
これならメモ帳の方が使いやすいよ・・・そう思ってた時代が僕にもありました。
なんでvimを使い始めたのか
そんな人間がVimmerへの一歩を踏み出した理由は
「なんかかっこいい」
ただそれだけです。
先輩がvimを使いこなしてる姿に憧れを抱いてしまいました。
でも大体動機ってそんなもんですよね!
思い立ったが吉日、使用しているIDEにVimの拡張を入れて強制的にVimmerへ転身しました。
Vimmerになって最初の数か月は生まれたての小鹿のようなキーボード操作になりましたが・・・
そんな小鹿が気が付いたらそれっぽくvimを使えるようになったので
超入門として簡単ですが書き連ねていきます!
これだけ知っておけばなんとかなる
- 大量のコマンドを覚えるぞ!
- モードの特性も理解するぞ!
そんなことを最初から考えてるとめっちゃツライです。
なので最初はとりあえず操作が出来る(文字が打てる)を目標に
最低限のコマンドに慣れることを目指すことをお勧めします!
そうなればvimもメモ帳も大差はありません!
メモ帳と同程度に操作できるようになってしまえば
あとは利便性を追い求めて少しずつ覚えていけばいいんです!
なので最初の一歩はもうこれだけでいい!
モード
名称 | 変更方法 | 挙動 |
---|---|---|
ノーマルモード | ノーマルモード以外でEscキー押す | カーソルキーの移動をするモード |
挿入モード | ノーマルモード中にiキー押す | 文字入力ができるモード |
コマンド
モード | コマンド | 挙動 |
---|---|---|
ノーマルモード | h | カーソルを左に移動 |
j | カーソルを下に移動 | |
k | カーソルを上に移動 | |
l | カーソルを右に移動 | |
i | カーソルの現在位置で挿入モードに移行 | |
挿入モード | Esc | ノーマルモードに移行 |
もちろんこれを覚えただけでは、モード切替の手間が増えただけで
使い慣れてるエディタの劣化でしかないと思います。
でもvimを動かせるようにはなるはず!
動かせるようにはなったけど不便すぎる
紹介しているコマンドを使えるようになっただけでは
まだまだvimに不便さを感じると思います。
- ファイルの先頭に移動したいからkキー長押しで一番上に移動してる
- 行末に文字追加したいからlキー長押しで移動してからi押して→押してる
- ファイル内の文字列検索したいのにCtrl+f押すとなんか画面が動くだけで検索の仕方がわからない
などなど・・・
でも不便さを感じるのはvimを使う上では、すごく大事なことだと思います!
漠然とvimコマンドのチートシートを見ていても
何が自分にとって便利で、何が頻繁に使われるコマンドなのかはイメージしづらいです。
「不便だな、解消したいな」という思いからコマンドを見つけて
「めっちゃ便利だな!」と実感すると自然とそのコマンドを体が覚えていきます。
不便さを感じるのはVimmerとしての伸びしろがある証です。
どんどん不便さを感じましょう!
さいごに
vimはスルメです。
最初は「なんだこれ!」って思うかもしれません。
でも、噛めば噛むほど、その奥深さとか便利さにじわじわ気づいてきます。
気づいたら、無限に噛み続けてる自分がいるかもしれませんよ。
僕も10年ほど噛み続けてますが、まだ味わい切れてないです!
この記事を見て、「ちょっと噛んでみるか」と思ってくれる方が少しでもいてくれたら嬉しいです!
大体のIDEにはvim化するための拡張があります、是非入れて小鹿体験から始めてみてください!
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