初めに (2023/7/19 追記)
本記事は Windows 10 LTSC 系統には有効なため、一応残しておきます。
一般的な Windows 10 の Internet Explorer は、2023年2月 配信の Edge V110 により無効化されました。
これは何?
IE が 2022/06/16 に EOS を迎えましたが IE が実際に起動されなくなる時期は Microsoft から公式見解は出ていません。
2022/11/21 修正) IE は 2023年2月 配信の更新プログラムにて起動できなくなることが告知されました。
2023/7/19 削除)そのため、そちらに左右されず今のうちに IE を無効化しておきたい人向けの設定です。
本設定を施すことで、iexplorer.exe を実行時、Microsoft Edge にリダイレクトされるようになります。
なお、本設定は Edge IE モードのご利用に影響を及ぼすことはありません。
実際の処理 (レジストリの書き込み)
管理者権限でコマンド プロンプトを起動して下記を実施するのみです。
AD でレジストリを配布してももちろんよいのですが、その場合は対応するグループ ポリシー「Internet Explorer 11 をスタンドアロンブラウザーとして無効にする」を配布することが推奨されます。
reg add "HKLM\Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main" /v NotifyDisableIEOptions /t REG_DWORD /d 0
設定された値によって、 IE の起動を試みた際に表示される警告の挙動が変わります。
1 に設定した場合は常に、2 の場合は各ユーザが初回のみ警告が表示されます。
サンプルのように 0 の指定の場合は警告は表示されません。
なお、ユーザごとの設定 (HKCU での設定) も有効です。
グループポリシーの場合
先述していますが「Internet Explorer 11 をスタンドアロンブラウザーとして無効にする」が該当します。
テンプレートの位置は [Windows コンポーネント] - [Internet Explorer] 直下となり、
設定値としては 0.しない / 1.常時 / 2.ユーザーごとに 1回 のいずれかから選択します。