筆者の自己紹介
年齢:22歳(就活時)
前職:ドラッグストア店員
使用言語:HTML&CSS、Ruby on Rails、JavaScript
スクール:DMMWEBCAMP卒
転職活動使用媒体:スクール経由、Wantedly、Green、Twitter
就職期間中に面接を受けた会社は13社、
カジュアル面談を含めると16社でした(そのうち内定は7社)。
なので、面接は最終面接なども合わせると20回以上は行ってきました🗣
この記事について
この記事はプログラミングでアプリケーションを作成できるまでの知識をお持ちで、既にポートフォリオまで制作している方に向けて執筆しています。
実際に20回以上面接を受けて、かなりの頻度で聞かれた質問をまとめてみました。
毎回面接を受けていく度に聞かれる質問の共通点を洗い出し、
事前にこの質問の回答を用意していたため、転職活動終盤はかなりスラスラ答えることができました(多分)。
当たり前のようなものも記載していきますが、一つずつポイントも記載しています。
サイトや動画で得る情報も大事ですが、実体験を元に記事を作成したので、ぜひ参考にしてみてください。
今後未経験からエンジニアへ転職を目指していく方のお役に立てれば幸いです💪
それでは、いきましょう!!💨💨
面接時にかなりの頻度で聞かれた質問10個+α まとめ
①自己紹介
②この業界に興味を持ったきっかけ
③なぜエンジニアになろうと思ったのか
④今後どんなエンジニアになりたいのか
⑤現在の学習状況
⑥プログラミングを学んでどうだったか
⑦転職活動の軸
⑧長所と短所
⑨前職についての深堀り
⑩逆質問
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①自己紹介
ZOOM等の面談が多かったため、いつもよりリアクションも大きくすることを意識し、
笑顔とハキハキ話すことを練習した方がいいと思いました。鏡やビデオなどで確認するのもアリかなと思います!
ネット環境や、逆光、背景なども面接に影響が出ないように注意です!
ポイント💡
①予め何を話すのか準備をしておく
②伝えたいことを簡潔にまとめて話す(大体1分〜2分ぐらい)
③面接官が気になるようなワードや内容を散りばめる
伝えたいことを簡潔にまとめられるか、表現力もチェックされます。
特に「③面接官が気になるようなワードや内容を散りばめる」では、
面接官が後でこのことについて質問したいなと思わせることを話すことで、ある程度対策することも出来ます。普通とは違うことをアピールすることも大事です。
②この業界に興味を持ったきっかけ
ここでは興味を持った「きっかけ」だけを話すのではなく、そのきっかけからどんな考えを持ち、行動を起こしたのかを明確に伝えます。
例1
私はスマートフォンが世の中に出てからたくさんの魅力的なアプリを使用し、アプリの開発に興味を持ち、
そこからUdemyでiOSのアプリについて学べるレッスンを受講し、まずは自分で簡単なアプリを作成したいと考え、
メモアプリを作成しリリースまで行いました。
例2
昔からパソコンに興味があり、コロナ過で在宅時間が増えたことがきっかけでプログラミングを学び、
簡単なアプリケーションを作成いたしました。
その延長でインフラ関係にも関心を持ち、独学でAWSに触れクラウドの面白さを知ったことがIT業界を志した理由です。
現在でもオンラインのサービスで学習を継続しており、AWS資格の合格を目指しております。
将来的には実社会で役立つシステム構築に関わりたいと思っております。
このように一連の流れの具体性が増すと、IT業界を志す本気度が伝わりやすいです🔥
ITと自分を結びつける動機が弱いとイマイチ本気度が伝わりません。
実際の生活でITがどのように自身と関わり、それがなぜIT業界に興味を持つきっかけになったか具体的に説明できるにしておくべきでしょう。
③なぜエンジニアになろうと思ったのか
これはもう鉄板中の鉄板の質問ですね。
人それぞれきっかけが違うと思いますが、回答には注意が必要です。
気をつけなければならないポイント
- 収入がいいから、通勤しなくていいから、リモートワークなどがいいから、などの発言はしないこと❌
- 前職がブラックだったから、面白くなかったから、などのマイナスなことは絶対ダメ🙅♂️
- エンジニアになりたい理由が薄い
しっかりとなりたいストーリーがあって、前向きで、その発言に行動が伴っているか、
これらを意識してポジティブに語れるように対策しておきましょう。
④今後どんなエンジニアになりたいのか
- 方向性が決まっている人(スペシャリスト、ゼネラリストなど)
-
まだエンジニアになっていないので決められない(悩み中)
という二通りの方がいると思います。
【方向性が決まっている方】
- なぜその道に進みたいのか
- その道に進んでどういう人材になっていきたいのか
- そのために何が必要で、何をしていかなければならないのか
を完璧に答えれるように準備しておくべきです。結構深堀りされます💦
【まだエンジニアになっていないので決めれない(悩み中)方】
無理して一つの道に初めから絞らなくていいと私は考えています。
なので面接で聞かれた際は、「この道に進むのは嫌だ」などと明言するのではなく、
「全ての道を残しつつ、まずは目先の与えられたは仕事をしっかりこなす」というスタンスであることを伝えましょう。
⑤現在の学習状況
①どれくらいの期間プログラミングを学んできたのか
②どんな方法、教材を使用して学んできたのか
③具体的にはどんな勉強を行ってきたのか(言語、フレームワーク、インフラ)
ここで今まで学んできたことをありのままにお伝えしましょう。
ポイントとして「過去に学んできたこと」だけではなく、「現在学んでいること」と分けて伝えることで、
過去から現在までの勉強の過程がイメージしやすくなり、「この人は継続的に勉強できる人」という印象を持ってもらいやすいので意識して回答してみましょう。
⑥プログラミングを学んでどうだったか
「エラーの意味がわからず苦労した」「このままやってて意味があるのか」などマイナスな面が出やすいですが、
- エラーが起こった時にどのように立ち向かったのか
- 勉強のモチベーションが上がらない時にどういうアクションを起こしたのか
など、困難を乗り越えてきた話をすると良いと思います。
この人は困難に陥った時に簡単に投げ出さずに、
乗り越える方法を自分で考え、周りにも頼りながら探すことができる人
を面接官は求めていると考えていたため、自分は頑張ってエピソードを捻り出しました。
ただ、プログラミングを学んでも全く苦にならずエラーが出ることも楽しく、成長している実感が湧いた!!という素晴らしい心を持っている方はそれをありのまま面接官に伝えるべきです👍
⑦転職活動の軸
自分が何のためにこの転職活動をしているのかをハッキリさせておきましょう。
「就活の軸」は大きく分けて
- 自分側から見た自分自身の会社を選ぶ就活の軸
- 会社側から見たミスマッチを避けるための就活の軸
にわかれます。具体的に自分自身の会社を選ぶ就活の軸は、
「みんなの知ってる大企業に行きたい」、「残業が少ない」などがあると思いますが、
これをそのまま伝えるのではなく、
・みんなの知ってる大企業に行きたい → 組織の仕組みを学びたい/大規模な事業に携わりたい
・残業が少ない → メリハリをつけて仕事をすること
といった具合に少し捻って面接官に悪い印象を与えない言葉を選んで回答した方が良いと思います。
⑧長所と短所
長所・短所ともにまずは「私の長所(短所)は○○です」とまず結論を述べて、そこから裏付けとなるエピソードを続けましょう。
回答はできれば1つ、多くても2つ程度に絞る方が良いでしょう。
いくつも答えることで何が要点か伝わらず、「きちんと自己分析ができていない」という印象を面接官に与えてしまいます。
⑨前職についての深堀り
ここでは今までの自分を振り返って、培ってきた経験やスキルを棚卸ししておいて、すぐに答えられるように準備しておきましょう。
・これまでどのような働き方、ポジションについたことがありますか
・前職やこれまでの経験で、エンジニアとして活かせそうなことはありますか?
・仕事で辛くなった時、今までどのように乗り越えてきましたか?
私は前職で店長という役職でチームのマネジメントを経験できたことや、
実績を出すのにどのような考えを持ち、行動を起こしてきたのかを言語化し、自分なりのアピールできるところを伝えました。
皆さんにも何か頑張った経験、実績があればその過程全てお伝えした方がしっかりアピールできます。
⑩逆質問
採用担当者からは必ず最後聞かれますが、逆質問で、転職希望者の意欲や人間性、資質や将来性を見ています。
ここが最後の自分をアピールできる場なのでとことん好印象を与えていきましょう。
ではまず何を聞いたらよいのか迷いが出てくるはずですが、まずは準備としてこちらを行ってください。
逆質問を行うために事前に行うべき準備💡
- 企業のことを隅から隅まで知り尽くす🏢
- 自分のアピールポイントを決めておく❤️🔥
- 職務内容について分からないことをまとめておく
逆質問でもホームページを見たら分かるようなことは、事前準備をしていない意欲のない人物と捉えられかねません。
しっかりとホームページで調べた内容を織り交ぜながら、さらに踏み込んだ逆質問ができれば、現実的なイメージを持って面接に臨んでいると判断されます。
前職で培った経験や分野を絡めた逆質問をして、貢献意欲の高さや今までの経験をさりげなくアピールしましょう。
質問例
・「入社までに準備することや勉強しておくことがあれば教えてください」
・「プロジェクトに配属された場合には、どの言語やツールを用いて業務をしますか?」
・「御社で実際に働いていて、他社にはない強みだと感じる部分はありますか?」
・「前職では〇〇〇〇を担当していました。御社ではこの経験を生かせる部署はありますか?」
この辺りを抑えて、自分なりのオリジナルの質問を用意しましょう。
絶対に「逆質問」がない、なんてことは避けましょう。
+α
ポートフォリオについて
自分が作成したポートフォリオについては、使用した技術をしっかりと理解し、何を質問されても答えられるように準備しておきましょう。
・なぜこのポートフォリオを作ろうと思ったのか、きっかけを教えてください
・このサイトでは、どのようなことが出来るのか教えてください
・このポートフォリオを作成するにあたり、技術面で難しかった点や、工夫した点を教えてください
・このポートフォリオのサーバの構成を教えてください
・このポートフォリオで自身がチャレンジしたことはなんですか?
最低でもこの辺りは答えられるようにしておきましょう!
趣味やストレス発散方法
ポイント💡
- 本当に自分が好きな趣味やストレス発散方法を答える
- ギャンブルが好きなど、世間的にはあまり良い印象ではないものは答えない
- 「趣味は特にありません」と答えず、予め自分の好みを理解しておく
- その場限りの嘘をつかない🙅♂️
- バレてしまうと、その場しのぎをする人という印象をつけてしまいます。
無理をして仕事に結びつける必要はありませんが、ガジェットが好きとか、自作PCを作ることが趣味、等があると面接官も興味を惹いてくれる可能性が上がりそうですね。
他社の選考状況
複数社受けている場合は、その旨を正直に伝えましょう。隠す必要はありません。
面接官はあなたにとっての自社の位置付けについて気にします。
「他社が第一志望」という回答であれば、たとえ優秀な応募者であっても採用を躊躇しますので、応募企業が第一志望だと回答することが望まれます。
恋愛でも「あなたは第三候補です」と正直に言ってくる方は躊躇しますよね?それと同じです。
この質問の後には志望企業を選ぶ基準もかなり聞かれます。
応募企業に一貫性があるか、応募者が仕事をするうえで何を重要としているのか、
自社の社風や企業方針に合う人材であるかもチェックされます。
希望の給与
希望年収は事前に求人票を確認、相場を把握し、現実的な金額を提示しましょう。
未経験からITエンジニアに転身する場合は、転職初年度の年収は残業代込みで300~350万円程度と言われています。
参考文献
この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。
最後に
いかがでしたでしょうか??
最近まで就職活動をしていたのに、偉そうに語ってしまいました笑
回答例などがもっとあれば具体的で分かりやすかったですね、、、
この質問の回答を前もって準備しておくことは、きっと今後の転職活動で役に立ってきます。
この記事を見てくださっている方はエンジニアへの転職を悩んでいる方、あるいはもう転職活動中の方もいらっしゃると思います。
未経験からの転職は狭き門で、年々未経験に求められるハードルも上がっています。
私もその現実をしっかりと味わいましたが、今本当にエンジニアを目指してよかったなと心から思えます。
皆様にも同じように納得のいく転職活動をぜひ最後まで諦めず頑張ってほしいです。応援しています🔥