http://www.m2m-expo.jp/
1時間ですが、時間ができたので行ってきました。
説明員の方と話して面白かったものをいくつか紹介します。
全体として、ソリューションまで用意できているところは、人が集まっており、説明員も楽しそうに説明しているようでした。
IT/Web系に比べると、半導体・組み込み系のブースの説明員の年齢層は高い印象ですが、経験もあるためか、面白い話が聞けました。
ルネサス
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大手半導体メーカ。
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いろいろな製品・ソリューション紹介があるなか、ヘルスケアの説明員と話した。
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ヘルスケアの分野には、Continua Health Alianceというのがあり標準規格があるそうだ。
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欧米では浸透しつつあるが、日本ではこれから。
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日本企業やApple等のヘルスケア製品・ソフトは独自規格。
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各種センサーを使った開発は、安価・やりやすくなっているとのこと。ブレッドボードの影響。
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説明員は「まだこれからの分野なので、独自規格でも市場が広がればいい。その後、新規参入者の選択肢として標準規格を選べば、意味がある」とのこと。
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別の話だが、今年2月頃、ルネサスの人の話を聞いたことがあり、その人は年間数千の機器(スマホ、家庭電化製品等)を分解して、使われているプロセッサの種類、メーカを確認するのがライフワークだと言っていた。
CMエンジニアリング
- 農業向けセンサーソリューション
- ビニルハウス内の設置想定で、温度・水分・養分・日照等の値取得が可能(センサーの組み合わせで実現)
- ただし、農家が本当に必要としているので、温度だけ。
- 温度は暖房等で調整しているが、停電・故障等で暖房が止まった時に検知できる事が重要。(センサーはバッテリ駆動にしている)
- 水分や養分等は、農家の経験で対応可能だし、温度程シビアな管理は必要ない。
- さいたま市が実験をおこなっており、実験dataを農家に公開している。
- どこか主導するところがないと、いきなり農家では扱ってくれない。
- 農協は、今のところ、傍観しているだけ。
マクニカ
- koshianの紹介
- konashiのBLEモジュールとして使われているので、konashiもあわせて紹介。
- koshianは、ファームやBLEがある事から、konashiとほぼ同じ動作が可能。
- しかし、IO等は拡張性をかんがえるとkonashiの方が使いやすい。ただ、1万円と高い
- 個人的には980円のkoshianをいくつか購入し、ピンヘッダをつけて、ブレッドボードで開発している。
以上