#データベースとは
・大量の情報を保存し、コンピュータから効率よくアクセスできるように加工したデータの集まりのこと
・データベースを管理するコンピュータシステムのことを「データベース管理システム(RDBS)」という
・SQLを使って操作する
#なぜデータベースが必要なのか
データを管理するなら、Excelのような表計算ソフトでもいいと思います。しかしデメリットもあります。
・データの共有に向かない
・大量のデータを扱えない
・万が一の事故に対応できない
など
#代表的なデータベース
・リレーショナルデータベース(RDBMS)
関係データベースとも呼ばれる。代表的なRDBMSは次の5つ
・Oracle Database (Oracle社)
・SQL Server (Microsoft社)
・DB2 (IBM社)
・PostgreSQL (オープンソース)
・MySQL (オープンソース)
#データベース構成
・クライアント/サーバー型のシステム
・データベースを読み書きするにはサーバーにクライアントからSQL文を送信
・テーブルと呼ばれる表でデータを管理
・テーブルはデータ項目を表すカラム(列)、1件のデータを表すレコード(行)からなる
・1つのマス目をセルといい、1つセルには1つのデータしか入れられない
#SQLの概要
SQLの文には種類がある
・DDL(データ定義言語) データを格納する入れもの
・DML(データ操作言語) テーブルのレコードを検索・変更
・DCL(データ制御言語) データベースに対して操作の制御設定や、変更を確定したり取り消したりする
実際に使われるSQL文のうち90%がDMLです。
#記述ルール
・SQL文はセミコロンで終わる(;)
・キーワードの大文字・小文字は区別されない SELECTはselectと書いても同じ(ただし、テーブルに登録されているデータは別)
・文字列・日付などはシングルクォーテーションで囲む(')
・単語と単語の間は半角スペース 例)CREATE DATABASE shop;
#参考文献
・SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作