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Engineering ManagerAdvent Calendar 2024

Day 13

2024年のエンジニアリングマネージャーを振り返ってみる。

Last updated at Posted at 2024-12-27

12月23日
この記事は Engineering Manager Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。
空いていた枠で書かせてもらいます、そして書き終わったのは27日でした。

私は何者?

note で Engineering Manager をやっています。
ここ最近は、技術広報のメンバーと一緒に仕事してたりもします。

また、Findy Team+ の活用例を書いたりもしました。

2024年を振り返る

各社でEMというポジションで取り組んでいることは異なると思います。
改めて自身が取り組んできたことを少し振り返りたくなったので、書いてみようと思った。

ピープルマネジメント

1on1やメンバーの目標や評価、EM間で他メンバーの目標・評価のすり合わせなども。
また、メンバーをリーダーにあげたり、適宜上長と相談しながら進めていたと思う。
自身の振る舞いとしては、サーバントリーダーシップかなと思っている。

採用関連

一定時間を割いていたようにも思う。
事業を、組織を、スケールしていく上で人材確保は常に急務?である。
しかしながら、時間を使うことで次第にリターンとして自分自身に返ってくる成果がわかりずらいよなと感じるようになってきた。

  • 書類選考
    • やっていたこと
      • (自社含めた各社)媒体から来る候補者の選定
    • 取り組みなど
      • 現場リーダーとこういう方が良いよね、をすり合わせしていた
      • 選考時に OK, NG だけでなく、なんでそう思ったかをできるだけ書くようにしていた
  • カジュアル面談
    • やっていたこと
      • 話してました
    • 取り組みなど
      • 話すためには、会社や組織のことを理解しておかないといけない
      • 一定慣れはあると思うが、思った以上に難しいと感じたので、ここは良い経験になると感じた
  • 一次,二次面接
    • やっていたこと
      • 面接官
    • 取り組みなど
      • 面接前に「所感」を書くようにしていた
      • 質問内容は候補者に合わせてちょっとアレンジしていた
      • 面接後も「感想」を書くようにして、合否を書いていた

開発生産性向上へ取り組み

開発生産への需要が社内で高まり Findy Team+ の導入に向けて動いていた。
これだ、というような取り組みや成果はまだ作れていないため、2025は頑張るつもりである。

  • Findy Team+
    • やっていたこと
      • 導入前は、自前で集計して毎月のPR数やデプロイ数をレポートにまとめてチームに共有していた
    • 取り組みなど
      • (導入直後、自身がしばらく育休に入ったこともあって特になし)

プロジェクトマネジメント

プロジェクトがどの単位かは諸説あると思うが、マネジメントしていたことを書いてみる

  • SaaS導入の手引き
    • やっていたこと
      • メインの開発以外ほぼすべて
      • 進行管理やドキュメンテーション、関係各所に伝達や案内など
      • 日々のMTGのファシリなど
    • 取り組みなど
      • メンバーとの役割明確に、プロジェクトのゴールを最初に決めて動くようにしていた
      • 社内に浸透させる目的で、途中の成果物などを適宜報告あげていた
      • 進行状況が把握できるようNotion使って管理、関連する情報も集約させていた

エンジニアが記事を書いてくれたことは良かったと思う。

社員や業務委託のエンジニア受入

これまで現場チームに基本お任せのスタイルを取られていたが、現場でのオンボーディングに差分があり、入社後から立ち上がりまでの期間が長くなってそうと感じるようになってきた。EMがメンター的な立ち位置で介入することで、出だしだけでも良くしていこうとした。ここは2025も継続する。

  • 受入
    • やっていたこと
      • 受入前に現場リーダーと受入を担当すること、ここまでやることを伝えていた(線引きしていた)
      • オンボーディングの内容をアップデート
    • 取り組みなど
      • 契約周りを巻き取っていた方と一緒に、受け入れフローを作って効率化を図っていた
      • 稟議や支払申請などのオペレーション業務は他部署に移譲できるよう進めている

開発チームへの支援

支援とはなにを指すかにもよるが、チームが成果を出し続けれるようになんでもやる所存だった。例えば、メンバーが異動する際は引受先の現場リーダーに情報を共有したり、稼働状況がちょっと気になるメンバーに対して情報をヒアリングしたり。裏方でいろいろ動き回っていたように思う。

  • リーダーやメンバーへの支援
    • やっていたこと
      • 週次のMTGなどに参加し、情報をキャッチアップ
      • 必要に応じて知っていることを伝えたり、コードレビューとかもやったり
      • 入社後しばらく経過してから1on1で状況確認
    • 取り組みなど
      • 異動に関しては様々な理由(ポジティブ・ネガティヴ)があり、そういった情報を上位レイヤーから伺いつつ、少しフィルタリングをして現場リーダーに伝えたり
      • Findy Team+ でメンバーの稼働状況を見ながら、現場にフィードバックなど
      • 他にもあったかも

問い合わせ対応

スコープは開発に関する内容での問い合わせの話。
社内外からの問い合わせがあることは良いと思うが、その数が多いように感じている。すべての機能に仕様書があるわけではないし、その仕様書もアップデートされているものも少ない。結果的にはコードを読んでどういう実装になっていてどういう振る舞いをしているかを逐一確認しながら回答している。ここも効率化をしたく2025に。

  • 問い合わせ対応業務
    • やっていたこと
      • 来た内容に対して(必要に応じて調査したり)回答する
    • 取り組みなど
      • 現状は他チームに移譲できないため、やることは仕方ないとして月単位で数を出して可視化
      • 共有する場での情報発信

リリース業務

以前はQAチームが担当していたが担当不在になり対応していた。
それなりに時間がかかる作業であるが、変更するにも品質に関わる合意形成のフローがいまいちはっきりしておらず、まずはレポートライン的なところから作っていく必要あるなと思っていた。ここも2025に。

  • リリース作業
    • やっていたこと
      • 手順にそって本番デプロイをしていた
      • 自動テストが失敗した際はPRを確認したり、テスト自体を直したりしていた
    • 取り組みなど
      • なし(今年はここの領域は諦めていた)

アサイン先がない開発をまきとる

大きな開発が伴うものはチームをアサインされるが、細々したもの、ある程度整っている定常的な開発なども舞い込んでくる。改善系を対応するチームもあるが、ここもそこまでリソースがあるわけではないため、引き受けていたように思う。ここもなんとか改善したいポイントだと思っている、2025に。

  • 開発業務
    • やっていたこと
      • APIだったりfrontだったり適宜対応していた
    • 取り組みなど
      • なし

引き継ぎを引き継ぐ

引き継ぎ先に特定のチームが指定できない場合は、比較的EMが引き受けるような感じになっている。
引き継ぐことで持ち物が増えてくるもの、そんなに困る場面がいまのところ起きていないため、他の取り組みを優先していた。

  • 引き継ぎ
    • やっていたこと
      • なにか作業が発生していたときは対応していた
      • 持ち物がわからなくなるため、Notionに整理していた
    • 取り組みなど
      • 自身は整理整頓するのが好きなので、巻き取って整理していた

以上です。
いろいろあった2024年だった。採用関連はカレンダーが埋まりがちで時間使うのは良いが「アクティブ・ノンアクション」な状態に陥りがちな感じがして、そうならないよう意識していたように思う。

来年も書くぞ!

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