目的
プライベートな環境のvmwareにコンテナの勉強用でRancherOSを建てたい。
vSphere上に固定IPで建てるときは鍵認証の設定が面倒くさいので、とりあえずパスワード認証でログイン出来るようにする。
RancherOSとは何ぞやってのは割愛
手順
iso起動する。
自動でログインしてShell入力できるようになる
cloud-config作成(固定IP設定)
今回はcloud-configを利用して固定IPの設定を行う
-
ifconfig
とかip addr show
で固定IPを設定するインタフェース名を確認 → 今回は"eth0" - cloud-config.ymlを作成
#cloud-config
rancher:
network:
interfaces:
eth0: # ← 確認したインタフェース名を指定
address: 172.68.1.100/24
gateway: 172.68.1.1
mtu: 1500
dhcp: false
インストール
インストールコマンドを打つ際に、パスワード認証設定の情報を付与する
# --append "rancher.password=[password]"で鍵認証ではなくパスワード認証でログインできるようになる
# 以下の例は"rancher"をパスワードに設定している(user:rancher、pass:rancherでログイン可能)
sudo ros install -c cloud-config.yml -d /dev/sda --append "rancher.password=rancher"
インストール完了後、RancherOSが固定IP、パスワード認証な状態で自動起動する。