ちょっと前の Rebuild.fm #30 聞いていたら BitTorrent Sync が紹介されてて、ちょうどプライベートな Dropbox 的な何かが欲しかったので導入してみた。
さくらVPSのCentOSにbtsyncをインストール
BitTorrent Sync - ダウンロードから適当なバイナリ(とりあえず「LINUX」の「x64」にした)をダウンロードして適当な場所に展開。
設定ファイルを用意する。
--dump-sample-configでサンプルの設定ファイルを用意する
$ btsync --dump-sample-config > btsync.config
上記で出力した設定ファイルをエディタで編集。
必要に応じて以下を変更する。
- device_name
- storage_path
- secret
- dir
btsync.config
{
// デバイス名
"device_name": "snaka btsync master",
〜 省略 〜
// アプリが管理用に使用するファイル等を格納するディレクトリ
// コメントアウトすると、バイナリが存在する場所に作られる
"storage_path" : "/home/snaka/.sync",
"webui" :
{
// Listen をコメントアウトすることで WebUI は無効化しておく
// 後述の shared_folders が有効になっていれば自動的に WebUI は無効化されるが念のため
/* "listen" : "0.0.0.0:8888", */
"login" : "admin",
"password" : "password"
}
〜 省略 〜
// shared_folders の設定はコメントアウトを解除して有効化
,
"shared_folders" :
[
{
// btsync --generate-secret でシークレットを生成して以下に貼りつけ
"secret" : "(共有フォルダのシークレット)", // * required field
// 共有するディレクトリのパスを記述する
"dir" : "/home/user/hogehoge", // * required field
// 以下はデフォルトのまま使用
// use relay server when direct connection fails
"use_relay_server" : true,
"use_tracker" : true,
"use_dht" : false,
"search_lan" : true,
// enable SyncArchive to store files deleted on remote devices
"use_sync_trash" : true,
// 以下はよくわからないのでコメントアウト
/*
"known_hosts" :
[
"192.168.1.2:44444"
]
*/
}
]
ここまで準備ができたら、とりあえず btsync を実行してみる。
btsyncの起動
$ btsync --config btsync.config
BitTorrent Sync forked to background. pid = xxxxx
本当はちゃんと、OS起動時にプロセス起動するように init.d とかに仕込んだりするべきだろうけど、とりあえずこのまま動かしてみる。
自宅の MacBook pro に BitTorrent Sync をインストール
ここ からクライアントをダウンロードし、インストール。
BitTorrent Sync を起動するとメニューバーにアイコンが表示されるので、そこからメニューを開「BitTorrent Sync を開く」
BitTorrent Sync の「フォルダを追加」をクリック
同期するフォルダを追加のダイアログが開くので以下を入力
- 共有シークレットキー : btsync.confの "secret" に設定した値
- 同期するフォルダ : ローカル端末上の同期フォルダの場所
これで同期設定完了。
iPhone, Android 等はそれぞれの AppStore からダウンロード/インストールする。