はじめに
SAAの対策にどの教材を使うか迷ってませんか?
私もSAA取得に向けて勉強を始めた時、数多くの教材のどれから初めるべきか迷いました....迷った末に、色々な合格体験記にある教材を片っ端から買って試す事にしました!
そこで今回は、二週間で合格するまでの過程で私が使用した書籍、サイトなどを勝手にレビューして重要度付けしていきます!
2021/09/05にAWS SAA試験を受けて合格しました✌️
いきなり結論
- これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
- 【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
この二つの教材を活用することでSAA対策は十分にできます!
Udemyの講座を先に受講し、ハンズオンを通してAWSサービスの理解を深めてから模擬試験問題集を解いていくことをオススメします。
各教材の説明は使用したSAA対策教材一覧に記載しますが、より多くの問題を解くことよりも、一つの問題の複数の選択肢に対してなぜこの選択肢は間違っているのか?を考えながら解くと本試験でも迷わず解ける問題が多くなると思います。
より多くの模擬問題を解いて、本試験と同じ問題文の長さに慣れる(SAA試験はCLF試験と比べて問題が長い)のであれば、【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)にトライするのも対策として効果的です。
使用したSAA対策教材一覧
【★★★】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
Udemyで購入できるハンズオン講座 ¥2,400(2021/09/05現在)です。
AWSのアカウント登録からAWSの中核となるサービスのハンズオン、さらにSAAの模擬試験が3つ付いてくるという、非常にボリュームのある講座です!
各コンテンツごとに章立てされているので、AWS未経験者は冒頭から、AWSを業務で使用している人は業務で使用しているサービス以外を集中的に受講することもできます。(※VPCなどは作成したものを他の章でも使うので注意)
付属の模擬試験はハンズオンで触れたサービスについて問われる事が多いので、本試験よりも少し簡単でした!
動画の再生速度は変更できるので、時間のない人は1.5倍速にすることをオススメします。(私は1.5倍速で受講しました)
【★★★】AWS WEB問題集で学習しよう
SAAの模擬問題を1000問以上購読できる学習サイトです。
料金はプランによって異なりますが、購読してから90日間のみ閲覧できるのでアソシエイト三冠向けのベーシックプランをオススメします。
問題集には#1~#149まで項目があり、各項目に7問用意されています。#80以降で本試験との類似問題が複数あったので、#80以降から解くといいと思います。
問題集には以前間違った箇所を記録する機能はないので、間違った箇所をメモし苦手分野を把握することが大切です。
問題の難易度は本試験と同等になっており、この問題集を解いて解説までしっかりと理解することで確実に合格に近づきます。
また、このサイトには「合格記」という合格者が試験の感想やアドバイスを記載している一覧があります。非常に有益な情報が多数載っているので、問題集を解く前や受験前に一読することをオススメします。
【★★☆】【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
Udemyで購入できる模擬試験問題集 ¥2,400(2021/09/05現在)です。
タイトルの通り6回分390問を解くことができます。問題集は①基本問題、②〜⑥高難易度問題となっています。
②以降は他の問題集よりも難易度は高めで、「AWS WEB問題集で学習しよう」で7割以上の正答率がある状態で解いても、この高難易度問題集の正答率は5~6割でした。
この問題集は詳細な解説が付いているので、正解した箇所も含めて解説を見て理解する。理解できない箇所は、AWS公式サイトやホワイトペーパーなどの更に詳細に記載されているものを見て理解することを意識するといいと思います。
本試験はこの問題集ほど難しくはなかったですが、模擬問題を多くこなして苦手分野を見つけるといった点で役に立ちます。
【★★☆】この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集
Amazonなどで購入できる試験対策本 ¥2,618(2021/09/05現在)です。
この本は図や表が分かりやすくまとめられていました。VPC仮想ネットワーク構成や3層アーキテクチャについて、問題で問われた際に脳内で構成を組めるようになるまで読み込む価値はあると思います。
各サービスについて重要度が表示されているので、それを参考にして重点的に学ぶこともできます。
しかし、発売から少し経過している本なので最新のサービスの記載がなかったり一部間違いなどがあります。(例:2020年12月にS3は結果整合性のサポートから強い一貫性もサポートできるようになった、などなど.....)
試験対策本の最後の章には模擬試験が付いていますが、解説が他の教材に比べて薄いので何度も解いて復習する事はあまりオススメできません。
【★☆☆】AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版
Amazonなどで購入できる試験対策本 ¥2,618(2021/09/05現在)です。
試験で問われる基礎的な部分を知ることができます。あくまでも基礎的な部分であって、この一冊を読み込むことで合格するのは難しいです。
本には一つのサービス毎の説明が多いので、そのサービスを組み合わせてどのようにアーキテクチャ設計をするかは自分で調べる必要があります。
試験対策本の最後の章には模擬試験が付いているので、自分の基礎知識を測るのには使えます。
【★☆☆】AWS公式模擬試験
AWSが提供している公式の模擬試験 ¥2200(2021/09/05現在)です。
実際の試験と同じ形式で模擬試験を受験することができます。問題数と試験時間は短縮されています。
受験後はスコアレポートとして正答率を確認できますが、正解、不正解の箇所と回答を確認することはできません。
模擬試験の難易度としては本試験より簡単です。模擬試験の正答率が70%以上取れたから本試験!と考えてると、痛い目を見るかも知れません.....
もし事前にCLFを取得しているなら、AWSから公式模擬試験を無料で受けれる特典が配布されています。特典を使用して試しに受けてみる、くらいの気持ちであれば受験しても良いと思います。
###【★☆☆】Black Belt
AWSが提供しているサービス別資料集です。
YouTubeやPDFで閲覧することができ、各サービスについて非常に細かく解説されています。
しかし、短期間で試験対策をすることを考えたときに時間対効果はあまり良くないと思います。また、問題を解くわけではないので復習などが行いにくいです。
活用方法としては、各問題を解いた後に苦手分野を確認するのに使うのがベストだと思います。私はネットワークが弱いのでCloudFrontとRoute 53の対策に活用しました。
時間がある方は頻出範囲(ELB,VPC,S3など....)を重点的に見てユースケースやアーキテクチャを頭に入れておくことをオススメします。
###【番外編】オススメQiita記事
#最後に
これら全ての教材とSAA試験代を合わせると結構な金額になっていました....コストが気になる方は、教材を取捨選択した上で、Udemyのセールなどを活用して貰えればと思います!(高頻度で開催されています)
SAAの教材はAWSの中でも一番多いと思いますが中には、古い教材や問題があります。ここで紹介したWeb問題集は日々更新されていますが、本やQiitaなどのブログを参考にする時は、いつ発刊されたかを確認して新しい問題に対応したものを参考にするのがベストです。
人によって学習方法は様々ですが、何から始めれば良いか迷ってる人の参考になればと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!