はじめに
普段からWindowsは使っているのだが、タスクスケジューラについては機能は知っているものの、あまり自分で設定したことがなく、多重起動の挙動など色々と設定しながら試してみたので、その時の内容をメモする。
実施環境
Windows 10 pro
メモ内容
Windowsタスクスケジューラの設定の際、多重起動と同時起動の動きについて、設定をいじりながら実際の挙動をいくつか確認してみた。まずは、多重起動と同時起動の定義から。
■多重起動
1つのタスクにおいて、前回のタスクが終了する前に次のタスクが呼び出される場合のこと。
■同時起動
1つのタスクが実行中に、別のタスクが実行されること。
多重起動の設定と挙動について
まず、実行中のタスクが完了していない場合、次のタスクをどの様に起動させるか設定する箇所だが、該当タスクを右クリックしてプロパティを開き、設定タブのところで決める。
上記赤枠の設定候補は、全部で4つ。
- 新しいインスタンスを開始しない
- 新しいインスタンスを並列で実行
- 新しいインスタンスをキューに追加
- 既存のインスタンスの停止
上記の設定パターンの際に、どの様な動きとなるのか実際に検証してみたので、その時の結果を以下に貼り付け。
同時起動について
基本的に別のタスクとは独立して動くことが確認できたので、後はそれぞれのタスクで上記の様な起動ルールで動くだけなのだが、一応いくつかのケースでテストしてみたので、その時の結果を貼る。