オンプレの保守切れ縮退節約対応のようなものの備忘録です。
移動元のESXiが古すぎてちょいちょい落ちる感じでしたがまあ何とかはなってよかったです。
最近のやつはアカウントがいる、VCenterでやるっぽいしssh有効だとはかどる、Ansibleでつついてる、など見聞きしますがそういうんじゃない感じで大変申し訳ない。
ちなみに移動先が社内のサーバルームの物理でした。クラウドでもよかったけど。
1.vsphereでつないで移動元のVMの電源をパワーオフする
ここだいじ。落とさないでデータコピーしても移動先で認識してくれなかったです。
2.移動元ESXiのホストの構成>ストレージ>データストア照会>該当VMのデータをローカルにダウンロード
このときログとスナップショットは不要ですのでそれ以外を。
vmdkが複数あるやつはlvmかなんかでパーティション切られてるだけなので両方要ります。
3.移動先のESXiのホストの構成>ネットワーク>ネットワークの追加>VMkernelで仮想スイッチ追加
元のセグメントのネットワーク情報を入れて作成>ポートグループが勝手に追加されるので名前を編集
この時同じとこにつながれてるアダプタに複数のスイッチを追加してしまうとデフォルトゲートウェイの設定が変えたほうに合わせて勝手に変えられる現象を確認しましたので要注意(GWは実際に外に出られる口だけしか設定できない)
4.ストレージ>データストア照会>VM名のディレクトリを作成>ローカルのVMデータをアップロード
5.vmxファイルを右クリックしてインベントリへの追加する
6.追加された仮想マシンの設定から追加したネットワークアダプタにつなぎつつ既存の外部につながるネットワークアダプタを追加、パワーオン時にNW接続はチェック外したまま適宜CPUやメモリなどのリソース割り当てて起動する(ディスクの統合しろというエラーがでるときは移行前に停止してるのであれば素直に統合すると起動してくる)
7.コンソールからログインしてネットワークの設定をいじる
resolv.confとかifcfg-eth0,1,networkなどのファイルを修正しnetwork再起動する
このときvsphereの画面から確認できるMACアドレスをHWADDRとするかHWADDR設定を消すのと
元のセグメントのサブネットマスクを/32にして同一セグに居るのは自分だけと認識さす(ことで元居たセグメントのまだ稼働中のサーバと通信ができる)のと、
外部に出られるようにデフォルトゲートウェイを追加したアダプタの社内のセグメント側のやつに設定する
8.仮想マシン設定からネットワークアダプタの、接続中とパワーオン時に接続にチェック入れて再起動する
ログインして明らかに外部のドメインにping打つなどで動確する
もとの機能が使えているかテスト、ドメイン更新などをする
なんかこんな古くても移動できて普通に動いて後方互換ありがとうございます、と思いました。
ちなみにFWの設定収集してる子でFW側のmanager-ip(接続元管理IP)設定変えないとだったり、
(グローバルIPが社内NWのゲートウェイ使う関係で会社の外部のやつになるせい)
ドメイン変えるときに行数が800超のspf入りのzoneファイルでnamed-checkzoneが4分くらい返ってこなかったりしました。
参考:
http://vm.study234.com/archives/267
https://qiita.com/tsukamoto/items/d0245570399fa88aebad
https://www.softantenna.com/wp/tips/vmware-fix-disconnected-network/
https://go-journey.club/archives/6324
https://blogs.vmware.com/jp-cim/2014/01/vsphere-basic-network01.html
http://blog.nabe.jp/archives/000110.html
スペシャルサンクス:職場の先輩。ネットワーク周りの設定一人じゃたぶん無理でした。