はじめに
TimeTracker NXでプロジェクト管理を効率化しよう! by グローバル・アスピレーションズ Advent Calendar 2024 に参加させていただきました!
本記事は「グローバル・アスピレーションズ Advent Calendar 2024」の9日目の記事として、TimeTracker NX の分析機能の一つである 「ピボット分析」 を触ってみた感想を書いていこうと思います。
TimeTracker NX とは
TimeTracker NX は、デンソークリエイトの現場改善活動から生まれた工数管理・プロジェクト管理ツールです。
このツール一つで、毎日の工数入力、プロジェクト管理、データの分析が行えるそうです。
ピボット分析機能
工数管理・プロジェクト管理機能に関しては他の方も詳しく紹介してくださっていたので、今回は分析機能の一つであるピボット分析についての話をしようと思います。
TimeTracker NX のピボット分析では、プロジェクトや組織を横断して工数やコストなどの TimeTracker NX に蓄積したデータを集計することができます。
また集計する軸を自由に設定し、様々な視点からの分析も可能です!
例えば、
- 月別に組織内のメンバーごとの工数やコストの予実を分析する
- メンバーのプロジェクトごとの内訳を掘り下げて分析する
- プロジェクトのアイテム単位で工数やコストを集計する
といった分析ができるそうです。
ビューは下のような感じで、Excelのような表形式で表示されます。
工程・アイテム別の工数予実を集計してみた
様々な視点から分析可能ということなので、今回はおためし用プロジェクトを作成し工程・アイテム別の工数予実を集計してみました。
準備
事前に作成したおためし用プロジェクトのデータはこんな感じで、工程ごとにフォルダ分けをしてからアイテムを詳細化してみました。
今回は工数予実を集計したいので、各アイテムに対して工数も入力してあります。
ピボットビュー作成
ここからビューを作成していきます。
出力テーブルが3種類から選べるようですが、今回は「工数とコスト(アイテム単位)」というテーブルを使ってみます。
各テーブルの説明も書かれているのでわかりやすいです。
その後、対象データや対象プロジェクトを選択していきます。
流れに沿って進めていけばよいため、簡単にビューが作成できました!
あとは集計したい軸を少し変えて、自分が見たい視点で分析できるようにしていきます。
集計軸も、フィールドというものをドラッグ&ドロップして付け替えることで簡単に設定できます!
実際に作ってみたビューがこちらです。
工程・アイテム別の工数予実もばっちり確認できます!
今回は列の集計軸に「月」を設定しているため、月ごとの工数予実も確認できました。
たった数分で簡単にビューが作れてすごく便利です。
ビューのデータをExcel形式で出力可能
作成したビューは、ボタン一つでExcel形式での出力も可能です!
「集計したデータをさらにExcelで触りたい!」「報告資料として使いたいけどフォーマット的にExcelでないと困る!」といったこともありそうなので、痒いところに手が届くよい機能だなと思いました!
感想
データ分析用のピボットビューが簡単に作成できて使いやすいなと思いました。
データも手作業で入力するのではなく蓄積されたものが自動で集計されるので、手間なく分析できます。
今回は1つだけビューを作成しましたが、集計軸を変えればかなりいろいろな視点で分析できるので、プロジェクト管理や状況の把握に役立てそうです。
TimeTracker NX は工数管理・プロジェクト管理・データ分析が行えるということですが、3つすべてがこのツール一つで完結するのはなかなかすごいなと思いました。