令和4年度のデータベーススペシャリスト試験に合格しました。
受験に向けて取り組んだ内容をまとめていきます。
今後取得を目指される方の参考になれば幸いです。
結果
午後Ⅱが不安でしたが,なんとか合格ラインに乗ってました。
午後Ⅰでは問1,2を,午後Ⅱは問2を選択しました。
やったこと
学習開始前の状態として,SQLは業務で使っていたので,DMLとDCLは問題なく使えるレベルです。
DDLも使ったことはありましたが,自信ありってほどではないです。
学習期間は2,3ヶ月としっかり確保しました。
教材
情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2022年版
この参考書には,DBの基礎知識と問題解答時のコツ,おすすめの過去問など,あったら嬉しい情報がたくさんあります。
この1冊があったからこそ,試験のことをたくさん知ることができ,安心して受験できたと思います。
過去問道場
午前問題対策といえば過去問道場でしょう。
PC,スマホで利用できるので,電車内や外出先で学習できて本当に助かります。
気分転換に掲示板を見ると,戦友兼ライバルたちの努力してる様子が見えて勉強のモチベが上がります。
学習内容
基本的には過去問演習ですが,試験区分ごとに内容を詳細にまとめていきます。
学習開始時期も併せて書いておきます。
午後Ⅱ(7月下旬から)
問2(概念設計)の過去問を,およそ10年分を解きました。
概念設計を選択するつもりでしたが,午後1で物理設計をやらざるを得ないので,物理設計も3年分演習しました。
(正直,物理設計の方が自分に合っていた気がします。)
過去問演習は本番を想定し,紙に印刷してやっていました。
1,2回目はしっかり解いて解説を熟読し,解答のロジックを理解するようにしました。
3回目以降はロジックを確認できれば良いと思っていたので,問題文を眺めて解答を想像して解説で確認していました。
確認型の学習は,いろんな過去問を短時間で周回できるので個人的にはおすすめです。
受験2週間前にパン屋問題を初見で8割取れたので,そこそこ自信はありました。
午後Ⅰ(9月から)
過去問を計10年分ほどやりました。
学習方法は午後2と一緒です。
午後Ⅰは,概念設計以外に物理設計寄りの問題も選択する必要があるので,どんな問題が来てもいいように過去問を満遍なく演習しました。
さらに試験時間が90分と短いので,概念設計には45~50分,物理設計は40分のように,実際に使う時間を意識して演習していました。
どの問題を選択するべきか,どれくらい時間を使うかなど,試験中に考えることがありすぎて,午後Ⅰが1番不安でした。
午前Ⅱ(7月下旬から)
道場で過去問を5年分やりました。
受験1ヶ月前に9割は取れるレベルまでいったので,残りの期間は午後対策に全振りしました。
1週間前に復習したら8割後半は維持できていたので,自信はありました。
午前Ⅰ(9月から)
過去問を5回分やりました。
応用情報で地盤はできていたので時間はそこまで割かずに,スキマ時間で午前Ⅰをやる感じでした。
午前問題は問題数が少ない分,凡ミスが命取りになるだろうと思っていたので,油断せずに挑もうと思っていました。
振り返り
試験直後
午前Ⅰ:7割は堅い,6割は行った。
午前Ⅱ:いいかんじー
午後Ⅰ:うっそーん!めっちゃ出来が良いんだが!合格あるぞ!
午後Ⅱ:いや,まいったね。
午後Ⅱはテーマの業務を正確に理解して,実際の運用をイメージした上で設計に落とし込む力が必要だったのかなと思いました(個人の感想です)。
矢印を書いたり,関係スキーマを埋めるだけじゃ合格させんぞ,というIPAの気持ちを感じました。
問題文が長すぎて気絶しそうでしたが,今までの努力を無駄にしたくない気持ちが勝り,根気強く頑張れました。
時間は足りなかったです。
合格発表
午後Ⅱが不安すぎて,自己採点はしない&合格発表日も確認しないまま,気づいたら合格発表日になっていました。
いかんせん昼休憩中に「合格発表今日なの!?」となったので,その瞬間は食欲が完全になくなりド緊張しました。
合格だと分かったあとは,グラコロをしっかり頂きました。
おわり
1発で合格できたのは良かったですが,午後Ⅱでは力不足を感じました。
まだまだ勉強が必要ですね。
今後はインフラ周りの知識も習得したいので,情報処理技術者試験ではネスペや支援士に挑戦する予定です。