適当に纏める。
リザーブドインスタンス (RI)
「長期契約すると安くしますよ」という仕組みのことだと思っていたのだけど、
本来は「貴方たちのためにリソース抑えますよ」って意味らしい。
支払いが頭金で結構かかることに注意。
その変わり安いが、既に運用しているプロジェクト等への適用は注意した方が良い。
全額一括払いというわけではなく、「頭金」+「使用量に応じた従量課金(安価)」となっている。
EC2、RDSが今のところ対応している。
- 契約期間は1年、または3年。
- 軽度使用RI、中度使用RI、重度使用RIの3種類がある
- 常時稼働の場合は問答無用で重度使用RI。年間使用率によって最適なものを選ぶ。
- 詳しくは http://aws.amazon.com/jp/ec2/reserved-instances/
基本的にほぼ常時稼働しているようなシステムの場合(稼働率80%以上)は、基本的に重度使用RIを利用する。
RIマーケットプレイス
いわゆる中古市場。
舌をかみそうな名前だが、「インスタンス買ったけどもう要らないからあんたらにやるよ」ということが出来る。但し、
- 同リージョン、同AZ(AvailabilityZone)
である必要があるので注意。また期間も中古なので当然ながら任意。
SellerがAWSとなっているものが、新品。3rd Partyとなっているものが中古品。
日本ではほとんどお見かけしないかも。
EC2のRIとVPCのRIの注意点
それぞれのRIは、目的とするインスタンスに適したものを購入しなければならないらしく、
EC2とRDSのRIで微妙に違う。
|種別|Region|AZ|VPC|
|----|----|----|----|----|
|EC2 RI|指定|指定|指定|
|RDS RI|指定|(省略可)|(省略可)|
という感じ。EC2でVPC内のインスタンスに適用したい場合は注意。
サービスへの適用について
手順に従ってReserved Instanceを購入すれば、条件に一致していれば自動的に値引きが開始される、ということみたい。
使いやすさ: リザーブドインスタンスは使いやすく、EC2 の利用方法を変更する必要はありません。
請求額の計算時に、金額が最小になるように最初にリザーブドインスタンス料金が自動的に適用されます。
ある時間に実行するインスタンスの総量が、お客様が保有する適切なリザーブドインスタンス数を超過する場合には、
そのインスタンス時間がオンデマンド料金で課金されるだけです。
例えば、既にオンデマンドインスタンスとして立ち上がっているインスタンスがあって、
新たに条件にあうRIを購入すれば自動的にオンデマンドではなくRIとして動作。
逆にRIの期間が過ぎればオンデマンドの料金に戻るということか。
参考
基本的なRIの考え方とかが見やすく。
こっちはマニュアル。