はじめに
なぜ投稿したか
Swiftの資格というのは数が少なく、現状(2021年11月2日時点)株式会社オデッセイコミュニケーションズが運営する「App Development with Swift」がSwiftの資格としては一番メジャーな資格ではないかと思います。
そんなApp Development with Swiftですが、これまで受験科目が「App Development with Swift Level 1」の1科目だけでしたが、最近?(いつかは不明)「App Development with Swift Certified User」と「App Development with Swift Associate」の2科目に分かれていました。
これに関する日本語の記事があまり出ていなかったので、本記事ではその科目の違いについて記載しています。
あとは、実際に受験してみての感想や皆さんが気になっている英語力なんかも記載しています。笑
注意点
- 科目の違いは公式サイトの出題範囲から筆者の印象をもとに記載しています。
- 筆者は「App Development with Swift Certified User」の資格しか持っていないので、「App Development with Swift Associate」の学習教材は見ていません。
- 2021年11月2日時点の情報です。
試験について
出題範囲
それぞれの科目の出題範囲について記載します。
大項目のみ記載していますので、もっと詳しく見たい方は公式サイトをご確認ください。
「App Development with Swift Certified User」
- Xcodeの使い方
- Swift言語仕様
- iOS UIKit周りの知識
「App Development with Swift Associate」
- アプリの計画・設計・理論に関わる知識
- InterfaceBuilderについての一般的な知識
- Swift言語仕様
- Xcodeのデバッグについて
内容の深さ、広さの違い
個人的に「Certified User」は開発者向き、「Associate」は管理者向きという印象を受けます。
(まあ英語のまんまですね。笑)
Swiftの言語仕様部分が被っていますが、小項目を見たところ多少必要な知識が異なる印象です。
Certified Userは「静的型付けや、論理演算子等の制御フロー、オプショナル型」など開発する上で必要になってくる知識、
Associateは「関数の記載方、配列操作、ループ構造の理解、命名規則」など、ソースを書くというよりかは見る上で必要になってくる知識が項目としてある印象です。
また他の項目についても同様で、Certified Userは開発におけるXcodeの使い方、UIKitでの画面遷移についてなど開発に必要な知識を深く知っておく必要があります。
一方AssociateはSwiftの言語だけでなく、アプリの計画やInterfaceBuilderの一般的な知識など、深さではなく基本的な内容を広く知っておく必要があるように感じます。
受験する科目は、今の自分の役割に応じて検討すべきですね!
最後に
難易度について(CertifiedUser)
基本的には学習教材の内容が出題されるので、それを読んで理解できる程度なら問題ないと思います。
あとは、StoryboardやSegue等UIKitを使用してアプリを作っている人ならそこまで難しくはないと思います。
英語力について
筆者は職場で英語に触れる機会が全くなく、海外旅行も韓国くらいしか行ったことがありません。
学習教材も英語部分は全く読まずSwiftで書かれていることだけを読み、内容を大体理解しました。笑
それでも合格できました。笑
一個の目安としては学習教材の章の最後にあるクイズで、問題文が何を言っているか分かれば本番もいけると思います。笑
以上
今後もSwiftの資格がたくさんできるといいですね。