お題
表題の通り。たまたま職場で知ったので紹介。
実践
下記にアクセスすると、GCPの各リージョンのレイテンシが表示されていく。
http://www.gcping.com/
先ほど試したところ、下記の通りとなった。
「東京リージョン」と「フィンランドリージョン」とでは10倍の開きが。
リージョン | レイテンシ |
---|---|
Tokyo ( asia-northeast1 ) | 22ms |
Global HTTP Load Balancer ( global ) | 26ms |
Taiwan ( asia-east1 ) | 54ms |
Singapore ( asia-southeast1 ) | 86ms |
Sydney ( australia-southeast1 ) | 125ms |
Oregon, USA ( us-west1 ) | 126ms |
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リージョン | レイテンシ |
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London, UK ( europe-west2 ) | 249ms |
Netherlands ( europe-west4 ) | 257ms |
Belgium ( europe-west1 ) | 260ms |
Frankfurt, Germany ( europe-west3 ) | 263ms |
São Paulo ( southamerica-east1 ) | 286ms |
Hamina, Finland ( europe-north1 ) | 291ms |
まとめ
見た通りだけど。
GCP(AWSの場合もそうかな)で例えばインスタンス(GCE)立てる時、何も考えなければ、立ち上げるシステムがどこからアクセスされるか(業種によると思うけど国内からが多いのかな)で、東京リージョンにしておくことが多い気がする。
(さすがに、何も考えず、あえてフィンランドを選ぶことはないと思う。)
レイテンシー的には正解。ただ、コスト(課金)的には実は東京リージョンは他のリージョンに比べて高くつく場合があるので、レイテンシーがさほど重要でない場合は、コスト面で他のリージョンを選ぶべきということもあるみたい。
気が向いたら、GCP内の価格表をリージョン別に一覧化したものでも作ろうか。(サービス毎のは見れると思うけど主要サービスを一覧化というのは無い気がする)