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Oracle NetSuite リリース2025.1 の最新情報入手先

Last updated at Posted at 2025-02-24

NetSuiteは1年に2回、新機能リリースが自動的に展開され、その中のほとんどは無料です。そのサイクルは通常は2月または8月から始まり、それぞれ始まり月から3か月をかけて展開率が20%、60%、100%と上がっていきます。自分のテナントに新機能がいつ展開されるかは、NetSuiteアカウント向けに通知が来ます。

最新リリースの情報入手先

2025年3月中旬から展開が始まるリリース2025.1に含まれる新機能は、現在開催されているイベントSuiteConnectや以下の資料で参照することができます。英語のリリースが多いですが、ブラウザー付属の自動翻訳ツールや、YouTubeの自動字幕翻訳を使うことで、日本語でもかなりの精度で読むことができます。

紹介ポッドキャスト (英語)

最新リリース2025.1の概要

今回のリリースの3つのハイライトは スニーク・ピークによると

Suite全体にAI機能搭載
(Embedded AI across the suite)

財務エクセレンスおよびオペレーショナル・エクセレンス
(Financial and operational excellence)

顧客および従業員のエンゲージメント
(Customer and employee engagements)

となっています。ただし、すべての機能が日本・日本語で使えるわけではないことに注意が必要です。たとえば、2番目のハイライト「財務エクセレンスおよびオペレーショナル・エクセレンス」の主要機能「NetSuite SuiteProcurement」「NetSuite Bill Capture」「NetSuite Field Service Management」は、残念ながら日本・日本語ではどれも使えません。また、2025.1では「NetSuite Expert in SuiteAnswers」も北米で英語コンテンツのSuiteAnswersが対象になる予定です。

面白そうな機能 = 生成AI関連

NetSuite 2025.1 リリース・ノートには、リリース2025.1の改善点として約60の項目が挙げられています。しかし、その中でも興味を引くのは、やはり生成AI関連の機能でしょう。

NetSuite に実装予定の生成AI関連機能には、エンドユーザー向けと開発者向けの2種類があり、2024年9月にラスベガスで実施された年次イベント「SuiteWorld 2024」にて発表された内容の実装が進んでいます。直近では、2025年2月初旬に実施された「SuiteConnect New York」に合わせてプレスリリースが出ています。

リリース2025.1のリリースノートの中で触れられている主なAI機能には以下のようなものがあります。

  • AIプリファレンスページの新設: 新しいAIプリファレンスページでは、管理者ロールを持つユーザーがText EnhanceおよびSuiteScriptの設定を管理できます。Text Enhanceの設定ページは削除され、[設定] > [会社] > [AI] > [AIプリファレンス] のText Enhanceサブタブで設定を管理します。他にはPrompt StudioやSuiteScriptサブタブも表示されます。
  • NetSuite Prompt Studio: 管理者や開発者が、NetSuiteの生成AI機能 (Text Enhance、SuiteScript Generative AI API、SuiteCloud Development Framework(SDF)) が生成する応答の形式やトーン、創造性を設定できるようにします。生成AIのプロンプト設定をより細かく制御できるようになります。
  • SuiteScript Generative AI APIの新しいメソッド: NetSuiteではN/llmモジュールと呼ばれる、NetSuite でサポートされる大規模言語モデル (LLM) にリクエストを送信してスクリプトに応答を受信するためのAPIが少し前から利用可能です。SuiteScript Generative AI API は、米国、カナダ、英国、日本、アラブ首長国連邦のアカウントでのみ利用できます。2025.1ではPrompt Studioをサポートするための新しい2つのメソッドllm.evaluatePrompt()llm.evaluatePrompt.promise()が追加されます。
  • Text Enhanceをより多くのフィールドでサポート、Text Enhanceの部分的適用と「長くする」「短くする」の利用可能場所の拡大: テキストエリアフィールド、長文テキストフィールド、リッチテキストフィールド内で選択したコンテンツに対して、サポートされているText Enhanceのアクションを適用できるようになります。
  • SuiteCloud Development Framework(SDF)のカスタムオブジェクトでの生成AI関連機能サポート: SDFカスタムオブジェクトは、NetSuiteをカスタマイズするためにXMLで定義するコンポーネントですが、prompttextenhanceactionといった、プロンプトを表すオブジェクトやText Enhanceアクションを表すオブジェクトがサポートされます。

NetSuiteの生成AI機能としては、日本語版でもすでにText Enhanceなどが利用可能になっていますが、さらに機能追加が予定されています。

  1. この記事は一般に公開されている2025年1月13日版 (v1) のリリースノートの情報に基づいています。リリースノートの内容はその後変更されている可能性があります。

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