概要
以前のバージョンの ServiceNow では、ログイン画面に「記憶する」というチェックボックスがあり、このチェックボックスをつけた状態でログインすると、セッションタイムアウトしないようにできました。
あるバージョンから、「記憶する」を非表示にするほうがデフォルトになりましたので、最近 ServiceNow を始められた方は「記憶する」チェックボックスの存在自体をご存知ないかもしれません。
セッションタイムアウトしないようにできると、開発環境、検証環境などで、ID、Password を入力してログインする操作をかなり減らすことができ、便利ですので、復活方法を知っておくとよいでしょう。
このチェックボックスの表示、非表示は、「glide.ui.forgetme」というプロパティで制御されています。
true のときが非表示、false のときが表示です。
変更するには、security_admin になる必要があります。
設定手順
「記憶する」チェックボックスを復活させるための手順としては、以下になります。
- ロールを昇格 (elevate_roles) で security_admin になる
- Navigation Menu の検索窓に「sys_properties.list」をいれて、Enter を押下し、System Property の一覧を表示する
- 「glide.ui.forgetme」というプロパティを検索して、開く
- 値を false に変更して、レコードを保存
以上です。
補足
補足1
システムプロパティ > UI プロパティ に行っても該当のプロパティを変更できますので、2-4 の手順は、そちらで行うこともできます。
補足2
利用ユーザーの多い本番環境で、このチェックボックスを有効にしてしまうと、セッションが残り続け、メモリを圧迫する原因になりますので避けるべきです。
利用ユーザーが少ない場合(例、数十人のIT部門内のみで使っているなど)は、有効化するのも要件次第ではありかもしれません。
そのような場合も、デフォルトでこのチェックボックスにチェックが入った状態にするかどうかのプロパティ (glide.ui.remember.me.default) がありますので、こちらを false にしておくとよいでしょう。デフォルトでは、チェックが入っていない状態にして、意図的にセッションを切れないようにしたい人のみチェックを付けてログインするのがよいかと思います。