カウンセリングの理論(オンラインSC)
近年、カウンセリングという言葉は、より一般的なものとなり、カウンセリングに関する興味・関心も高まりを見せています。一方カウンセリングで扱う対象は人間のこころであります。目に見えないものを扱うことやカウンセリングの効果が客観的に示されることが少ないことなどを理由に懐疑的な立場を取る人々も少なくありません。本科目では、より適切かつ妥当な方法で、カウンセリングの基本的考え方やカウンセリングで思考する心理療法とその背景にある理論を理解し、心理検査法と代表的精神疾患の特徴を学習します。(シラバスより)
到達目標
①カウンセリングの諸理論について理解し、理論にもとづく実際の治療方法を説明することができる。
②日常的な心の働きや行動、現代社会における出来事などについてカウンセリングの理論を通して分析・考察することができる。
③カウンセリングの理論や技法を理解し、それを実生活へ活かすことができる。
前提となる科目
「心理学概論」、または「一般心理学」を通信授業にて履修していることが望ましいとあります。私は、3年次に「心理学概論」と「一般心理学」を追加履修しました(成績悪かったですが)
担当教員
中村 菜津子 先生(公認心理師/キャリアコンサルタント)
兵庫県西宮市在住。企業を中心に社会人向けのコーチングなどされています。
テキスト
基礎から学ぶカウンセリングの理論 山蔦 圭輔 (著)
サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 21cm

カウンセリングの基本的な考え方と、カウンセリングで施行する心理療法とその背景にある理論を解説。心理検査法と代表的精神疾患も事例とともに紹介する。
目次
第1部 カウンセリングの概要と位置づけ
第2部 カウンセリングの理論と心理療法
第3部 カウンセリングの実践―心理検査と心理的問題
オンラインスクーリング
産業能率大学のオンラインスクーリングは土日連続で開講されることが多いです。土日休みの方がやはり多いので、社会人に合わせたスケジュールになっています。なお、この科目は4単位科目のため、基本リポートが合格済みでないとスクーリングを受けることができません。
また、シラバスでは、グループワークなしの科目ですが、実際は、グループワークがありました(先生曰く雑談とのこと)。参加者は60人くらいでした。
1日目 9時30分~17時50分(適時、休憩。昼1時間休憩)+課題
2日目 9時30分~17時50分(適時、休憩。昼1時間休憩)+最終試験
感想
来談者中心療法や行動療法などカウンセリングの基本となる技法を幅広く学べました。
心理カウンセリングコース3年次の配本科目なので、同コースからの参加者が多かったです。グループワークが数回あり、1回入れ替えがありました。参加者は女性が多めの印象です(男性少ない)
カウンセリングのインテーク面接では、AIに置き換わってきているという話が印象的でした。カウンセリングも人から機械に置き換わるのか、考えさせられました。
1日5回ほど雑談の時間があり、他の学生と交流する機会がたくさんありました。2日目は、先生からの提案で、ZOOM のブレークアウトルームで、昼休み交流してくださいーって話がありましたがそれは多数決で「なし」になりました。休憩時間は「休憩」させてください(笑)
2日間、お疲れさまでした。
過去の記事
1回目の記事(出願~入学式)
2回目の記事(入学3か月後)
3回目の記事(入学5か月後)
4回目の記事(心理学系の資格を目指す)
5回目の記事(人間関係の心理学)
6回目の記事(目指せ認定心理士①)
7回目の記事(面接技法)
8回目の記事(サービス介助士)
※随時、ブログを更新します。