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AWS認定SysOpsアドミニストレーター アソシエイト(SOA-C02)受験体験談

Last updated at Posted at 2021-08-28

##【前提】SOA-C02に移行(2021年7月27日~)
前提として2021年7月27日からSOA-C02に移行しており、SOA-C01とは違う試験になっています。大きく違うところが「試験ラボ」が追加です。「試験ラボ」とは、 Windows仮想マシン (VM) 上で行う実機試験です。そのため、書籍で勉強するだけだと絶対に合格ができません(筆者は、書籍や模擬問題のみで受験したため問題を見て絶望しました)。

そのため、試験の最新情報を得るためには公式サイトをチェックしておいた方がよいです。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-sysops-admin-associate/

警告
「試験ラボ」の対策はやらないと合格無理

##試験概要
時間:180分(SOA-C01は130分)
問題数:55問 + 試験ラボ2問
合格ライン:720点以上
費用:150USD(他の試験に合格している場合は1回だけ半額で受験できます)
受験方法:ピアソンVUEテストセンターまたは、オンライン

分野 内容 出題の比率
第1分野 モニタリング、ロギング、および修復 20%
第2分野 信頼性とビジネス継続性 16%
第3分野 デプロイ、プロビジョニング、およびオートメーション 18%
第4分野 セキュリティとコンプライアンス 16%
第5分野 ネットワークとコンテンツ配信 18%
第6分野 コストとパフォーマンスの最適化 12%

たぶんですが、SOA-C01が出題数が65問であったので、10問分の配点が「試験ラボ」になってるんじゃなかろうかと。多肢選択式、複数回答式(学科試験)は従来とあまり変わってなかったですが、S3関連の出題が多かった印象です。

##受験動機
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)を2021年1月10日に取得後、しばらく業務が忙しかったため、AWSの勉強をしてませんでした。SAAのあとSAPかSOAで迷ってましたが、業務でAmazon Cloud Watchを使う機会もあり、基礎固めをしようと思いSOAを受験することにしました。

##AWS認定試験の受験プロセス
筆者の場合、AWS認定資格の取得順番としては、一番下のAWS認定プラクティショナー(CLF)から受験しています。まぁ、各試験が独立してるのでどの試験からでも受験することは可能ですが、基礎があっての応用だと考えてるので下から受験しています。
691a7388-79ef-421f-5efb-d8ffc3339847.png

AWSの受験サイトで履歴が見れます。合格証も履歴からダウンロードできます。
キャプチャ.PNG

##受験対策 STEP.1
SAA取得からしばらく時間が経過しており、SAAの範囲もSOAの範囲と重複する点が多いことから復習をすることにしました。

以下、Udemyの動画教材で学習しました(1週間程度)
AWS:はじめてのAmazon Web Services(復習)
https://www.udemy.com/course/aws-for-beginner/
AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得
https://www.udemy.com/course/aws-and-infra/
手を動かして身につける! 実戦で役立つAWSサービスの基礎とアーキテクチャ(SAAレベル)
https://www.udemy.com/course/aws-beginner-lecture-and-handson/

また、SAAと違って対策書籍が少ない(というかない)ですが、以下の書籍で勉強しました。しかし、これだけだと絶対に足りないです。

【書籍】AWS認定アソシエイト3資格対策
http://www.ric.co.jp/book/contents/book_1199.html

##受験対策 STEP.2
AWS公式のトレーニングコースの受講(無料)しました。しかし、2019年時点の内容だったため、「試験ラボ」については全く触れられてません(ちなみに英語です)。
Exam Readiness: AWS Certified SysOps Administrator - Associate(英語)
https://www.aws.training/Details/Video?id=41299

##受験対策 STEP.3
次に、Udemyで販売されている模擬試験問題集を使って学習しました。Udemyの問題集のいいところは、問題が更新されるので常に新しい問題が解ける点だと思います。

AWS認定SysOpsアドミニストレーターアソシエイト(SOA)模擬試験問題集(全4回分260問)
https://www.udemy.com/course/aws-sysops-53195-q/

● わからない用語は調べながら理解する
● 正答率100%になるまで繰り返し解く

上記の2点を重要だと思ってます。

##受験対策 STEP.4
総まとめとして、試験前日に模擬試験を受験しました。正答率は8割強でまずまずの得点がとれたので自信をつけました。ちなみにSAA合格時の特典で無料受験(本来は2,200円かかります)できました。テスト提供会社PSIから配信されています。

AWS認定SysOpsアドミニストレーター アソシエイト(SOA)模擬試験(55問/SOA-C01は20問)

##試験当日
試験当日は、4時に起床してUdemyの問題集をすべて100%にしました。上記の書籍を読みながら試験会場へ。私は家の近くに受験会場がないので電車で30分程度の場所で受験しました。本人確認書類は2点必要です(私はマイナンバーカードと保険証)。試験会場では、コロナの件もあるため待機して勉強する場所がありません。着いたら即、受験となりました。

・・・試験を始めて気づきました(実機操作試験がある)

そうなんです、「試験ラボ」という実技試験があることを知らなかったのです

・・・\(^o^)/オワタ

ちなみに実技試験も簡単な問題ではなく、実際に操作してないと絶対わからない問題でした。当日に「なんとかなんじゃない」と思ってはいけません。

##試験結果
学科試験はほぼパーフェクトでできてたと思います。実技試験は・・・・・・・\(^o^)/オワタ

試験を終了したときはあきらめ感が大きかったです。実技試験でCloudFormationの問題が出たのですが、間違ってスタック消しちゃった・・・。

しかも、結果はすぐにはわからないというモヤモヤ感。「後日お楽しみに!」みたいないらない紙をもらいました。帰り道は足取り重く1人反省会としてQiitaに投稿します。

そろそろ、AWS認定プラクティショナー(CLF)を取得してから一周年記念ですがあまり思い出したくない日となりました。

あとあと知りましたが、「試験ラボ」の模擬試験(公式)もあるようです。
あと、無料コースもあるのでAWSが提供する「セルフペースラボ」で練習することをお勧めします。

セルフペースラボ
https://aws.amazon.com/jp/training/self-paced-labs/

##試験結果 2021年9月1日追記
4日経ってもAWSから連絡がこないためピアソンVUEのサイトにアクセスしてステータスを確認したところ「試験配信エラー」となっていることが判明。ピアソンVUEに連絡して、ステータスが変更されて結果が見えるようになりました。

625点。試験ラボが全問不正解になってると思われるので、もう一回受けます。

おわり。

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