面接技法(通学スクーリング)
本科目では、カウンセリングの理論と技法、そして具体的な進め方について学ぶ。臨床心理学におけるカウンセリングの理論として、ロジャーズによるクライエント中心療法の傾聴をベースとし、フォーカシングや解決志向アプローチ(ブリーフセラピー)、認知行動療法といった理論について理解を深める。本科目を通じて「治療・解決的カウンセリング」「予防的カウンセリング」「成長支援的カウンセリング」といった、心の健康をサポートする専門的なカウンセリングの基礎を理解する。(シラバスより)
到達目標
①臨床心理学におけるカウンセリングの専門的理論の基礎を理解できる。
②カウンセリングを行う上で注意しなければならない枠組みについて理解できる。
③カウンセリングを実施するための具体的なプロセスや技法について理解できる。
担当教員
末﨑 裕康 先生(産業能率大学情報マネジメント学部 教員)
心理学系コースのゼミナールや卒業研究も担当されています。
インド人を目指されています。
一番下にスクロールすると末崎先生のコメントがあります。
テキスト
新しいカウンセリングの技法 諸富 祥彦 (著)
ジャンル:カウンセリング
出版年月日:2014/01/30

この1冊でカウンセリングの実際と具体的な進め方がまるごとわかる!重要技法の使いどころを完全網羅した現場で役立つ画期的な技法書
第1章 はじめて学ぶ人のために ①―あらゆるカウンセリングの基本
第2章 はじめて学ぶ人のために ②―よい「傾聴」の基本姿勢
第3章 カウンセリングの基本的な流れ―カウンセリングのプロセスは「三段階方式」で
第4章 六種類のカウンセリング・プロセス
第5章 面接の前に―カウンセリングの「五つの枠」を整えておく
第6章 いよいよ開始!―受付時とインテーク面接で聴いておくべきポイント
第7章 初期の面接の技法
第8章 クライアントの理解を深める―面接記録の作成とスーパービジョン
第9章 中期の面接の技法
第10章 ケース理解を深める
第11章 後期の面接の技法
第12章 カウンセリングの終結
第13章 カウンセリング学習における「技法」の位置づけ
通学スクーリング
産業能率大学の通学スクーリングは土日連続で開講されることが多いですが、今回は平日の火曜日、水曜日の連続授業を申し込みました。土日が仕事という方もいるので、平日のスクーリングも需要はあると思いますが、参加者は15人でした。私の場合は、有給休暇を使って参加しました。
なお、科目修得試験(カモシュウ)で評価後にスクーリングを申し込むことは可能なので、先に単位修得してから余裕があれば、スクーリングに参加するのもありかと思います。
▼スクーリング当日
自由が丘のキャンパスは、住宅地の中にあり、複数の建物が点在してますが、産能通信の授業は7号館で開講されます(自由が丘駅から一番離れています)。
7号館に到着すると、どの教室で開催されているか授業の案内が一階に掲示されています。
昼食は、教室内でとれますが気分転換に外に出てもいいかもしれませんが、飲食店がありません。5階に行くとラウンジあるので、そこでとってもいいかもしれないです。
1日目 9時30分~17時50分(適時、休憩。昼1時間休憩)
2日目 9時30分~17時50分(適時、休憩。昼1時間休憩)+最終試験
感想
私が所属しているのが心理カウンセリングコースというのもありますが、書籍だけ読んでも心理学が身に付くとは思えません。特にカウンセリングは人を相手としてコミュニケーションをとる必要があり、訓練が必要かと思います。
カウンセリングの技法でリフレクションなどの技法を学んだり、グループワークでディスカッションしたり、実際のカウンセリングの動画の見たり、通学スクーリングで得たものは大きかったと思います。他の学生さんと通信だと直接、話す機会は中々ありませんが、授業で話を聞いたり、参考にさせていただいたり、授業のモチベーションが上がったり参加することはとてもよかったです。他の通学スクーリングも時間をとって受けたいと考えています。
2日間、お疲れさまでした。
過去の記事
1回目の記事(出願~入学式)
2回目の記事(入学3か月後)
3回目の記事(入学5か月後)
4回目の記事(心理学系の資格を目指す)
5回目の記事(人間関係の心理学)
6回目の記事(目指せ認定心理士①)
※随時、ブログを更新します。