先日、基本情報技術者試験を受けてきたので、その記録です。Writeupとありますが具体的な問題への言及はありません。(規約で禁止されています)
私はある程度の開発経験者です。非プログラマでこれから基本情報技術者試験に向けて勉強しようとする方には参考にならないかもしれません。
試験概要
IPAのエンジニアの登竜門的な試験。科目AとBに分かれていて、ともに60%以上の得点で合格。
試験公式ページ
勉強について
勉強時間
10時間くらい
やったこと
最初に過去問を解いた段階で試験Aは60%、試験Bは90%くらいあり、知識(特に語句)が不足していたので、A問題の過去問をひたすら解いて覚えました。
使用したサイト。大変助かりました。
https://www.fe-siken.com/s/fekakomon.php
こちらで1500問くらい問題を解きました。
過去問を見る際は、試験形式は度々変更されており、今後も変更され得ることに留意してください。
出題内容について
科目A
主に知識が問われます。
過去問からの出題傾向はあったのですが、恐らく過去問になかった内容の問題も散見されました。過去問はせいぜい過去10年程度で十分だと思います。
科目B
アルゴリズムが8割、セキュリティが2割です。
アルゴリズムと言いましたが、スタックや二分探索木が分かれば十分で、AtCoder茶色もあれば余裕だと思います。
疑似言語なので、特定の言語を覚えていく必要はありません。
配列のインデックスは0スタートと1スタートが混在しているのでケアレスミスに注意しましょう。
セキュリティに関しては、ぶっちゃけ配点が少なそうなので、アルゴリズムが取れるならやらなくても問題ないと思います
科目A程度の知識と常識があれば普通に解けると思います。
総じて形式の確認さえできれば、特段の対策は必要ないでしょう。
試験時Tips
- 私が利用したテストセンターでは、準備出来次第テストを開始することができ、予定よりも早く開始することができました。
- 試験時間は90+10+100分となっていますが、それぞれ前倒しすることが出来ます。ただし、A問題や休憩時間を削ったからといって後の時間が延びる訳ではないです。
- よって自信がある方は後に予定があっても1時間程度で受けられます。
- 「後で見直す」ボタンがあってちょっと便利でした。
- 電卓は使えません。
さいごに
私は時間的余裕がなかったので暗記で乗りきりましたが、出題範囲の知識は知っていて損はないと思うので、合否に関わらず後のためにも体系的に学習するのは良い選択だと思います。エンジニアにとってそこまでハードルは高くないので、学生や初心者にもおすすめです。