#Webアプリ/テストは面倒?
テストにつきもののエビデンス。いちいち「どんな操作したのか」を記録しなければいけない。そのために画面ショットを取るのを繰り返す。面倒くさくない?
しかもエビデンス画像を、エクセルとかに貼り付けて保存する。ファイルサイズが馬鹿にならない。だいたいそんな毎度の操作していたら、作業時間が通常操作の数倍もかかってしまう。あー、めんどくさい。
しかも途中でプログラム修正したら、もういちど同じ手順でやり直し?
だれか責任者呼べー!
#JMeterの強み(VS人手)
ブラウザ操作を記録し、再現するツール、JMeter。通常は「負荷テストツール」だと思われているが、繰り返し操作の回避だけでなく、JMeterの実行定義体が操作内容の証左になる。こんな便利なもの、使わない手はない!
Ver5になってデザインがカッコよくなった(以前はWindows3.1風・・・)
#手順の記録(保存)はカンタン!
JMeterの操作記録について、便利機能のキモは「Proxy」。つまり、
[パソコンのブラウザ] → [Proxy] → [アプリの動くサーバ]
と同じ経路で、JMeterがニセProxyになって操作の結果を保存してしまう。
・・・つまり、HTML的には、SubmitしてHTTP通信でサーバ問い合わせる内容を保存し再現する、ということ。
ニセプロキシの追加方法は・・・
とやると、追加される。
ブラウザ側の設定も、コレでOK。
あとはJMeterの[>開始]をクリックして、ブラウザ操作するだけ。
注意として、クライアントサイドのスクリプトについては「知らんがな」であること。
逆に言えば、動作記録する際に、まごまごして入力エリアの値をなんども直したり、ラジオボタンの選択をなんども行き来しても、最終的に、Submit()したときの状態で覚えてくれるから、キニシナイ
#カスタマイズのポイント
再現時間もこまかく指定可能。素で再現すれば、待ち時間ゼロで、あっという間に全操作を実行しちゃう。
操作の間にSleep(定数タイマ)を入れれば、人間ぽく、Submitして、画面が戻って、それから数秒後に次の画面でSubmitして、ということが設定可能。
もちろん繰り返しループの機能もあります。
もっと柔軟に使いたい?
たとえば記録した時の操作が、name="skatou" だったとして、Proxy機能で記録して、再現したら、いつでもname="skatou"のまま。動的に変えたくならない?
そんなときは、こんな便利機能があって・・・
このnameの値を、任意に入力できちゃう。
で、この変数、CSV入力ができる!これぞJMeterの真骨頂!
#使いたくなった?
とりあえずインストールし、Proxy設定し、ブラウザ操作してシナリオを記録。
その定義内容をみるだけでも、お昼の退屈な時間がパラダイスに!?
あ、そういや、JMeterの動作記録として、jmeter.logを出力するので、それがエビデンスとして使えますが、JMeterを2つ以上起動すると、出力の担保がアヤシイことだけは、記しておきます。