タイトルは自分が影響を受けた記事からいただいちゃいました。
AWS認定資格を取得するキッカケ
AWS認定資格を取得するキッカケが2つありました。2021年春に仕事の守備範囲を会社に相談して変更してもらい、ストレスが減り新しいことにチャレンジしようと前向きな気持ちになったこと。それが4月のGW前のことで、時を同じくしてAWS社からAWS Summit Onlineのご案内をいただきました。これまでこういったイベントに参加する気持ちの余裕がない日々でしたが、ふらっと初参加することにしました。
AWS Summit Online 2021
いくつか参加したセッションの中に以下がありました。
AWS-64
初学者向け AWS 学習パス ~まずはクラウドプラクティショナー認定資格から~
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 トレーニングサービス本部 マネージャー,テクニカルトレーナー 西村 航
PDF資料
クラウドプラクティショナーかぁ…(この頃は噛み気味)
AWSとは2013年からクラスメソッド社を通じてお付き合いしてきました。当時はクラスメソッド社の創設者兼代表取締役の横田さんが直接営業でMTGにお見えになっていました。ハードウェアMFAを見せてもらったのが印象的で、あとで海外Amazonで購入しました(笑) 割と古くから馴染みがあるAWSですが、実際の構築・運用・保守はお任せする形で、障害が起きるとマネジメントコンソールに入ってリソースの状態を確認することもありますが、せいぜい再起動で、構成変更とか自分で構築することはありませんでした。(ありませんというかできないんですが。)ただ、かつては職人以外立入厳禁的だったインフラ領域を身近に感じられるようになったのはAWSのおかげで、ずっと理解を深めたい気持ちがありました。
軽めに自分のこと
現在の私の仕事はWebシステムの開発・運用ディレクションをしつつ25名の開発チームをマネジメントしています。タイトル通り年齢は50歳。かつてはコードも書いていましたが随分と昔、1,900年代のことです(笑) GitでもSVNでもなくCVSを使っていた頃で愛用テキストエディタはMule。Code三兄弟なんてないのでrsyncです。
AWS認定クラウドプラクティショナー
改めて、クラウドプラクティショナーかぁ…
Summitのセッションのあと少し調べてみるとAWS公式のサンプル問題にたどり着きました。10問解いて全問正解でした! 正直すごく驚きましたが、こりゃイケると思ってしまいました(笑) セッション参加が5月中旬で、5月下旬に917点で試験に合格しました。AWSとの交際だけは長かったのでほぼ聞きかじりの知識だけでクリアできた感じです。
そして、はじめはクラウドプラクティショナー認定資格の獲得で終えるつもりでしたが、ついつい「ソリューションアーキテクト」というワードに興味が出て、アソシエイト(SAA)の公式サンプル問題を解いてみる。こちらは10問中3問正解でした。少し恥いこの数が自分にはよかったようでチャレンジへの着火となりました。
これが2021年5月の楽しかった頃のこと。自分で過労って書くのもあれですが、それまで週末はシエスタ(しゃれてみたがただの昼寝)が欠かせない生活でしたが、5月はAWS公式のオンライントレーニングやUdemyの教材でクラウドプラクティショナーの試験勉強をして、気づけばノンシエスタで体調というか気分も良く楽しかったです。
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト(初回)
勢いをつけて7月下旬にSAA試験の申込みを行いました。ちょうど、もし試験に合格できなくても2回目の試験が無料になるキャンペーンがありました。これも勢いづくキッカケでした。そしてUdemyのSAA用教材を購入して、メルカリで趣味のミニカーを出品して得たポイントでSAA試験対策本を2冊購入して勉強開始です。
この頃に見つけて影響を受けた記事がタイトルでも引用した以下です。試験対策本が2冊なのも強ーい影響(笑)
【AWS試験】非エンジニアがソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)を受けて合格した話
改めて読んでみると…
“私は2019年6月にクラウドプラクティショナーを合格しておりますが、その知識のみだとかなり難しい試験です”
とあります。この辺はすっ飛ばしてますね。私の奥様に言わせるとこれがB型の血らしいです。「長い文章のはじめの2行しか読まないよね」と冷たく言われます。
話を進めると、6〜7月はUdemyと試験本で勉強。まずUdemyの390問の試験対策問題を数周して9割解けるようになりました。これで太鼓判を得たような大きな気持になってしまいハンズオン教材はほぼやらず、本もさらーっと流し読みで熱心に勉強したとは言えませんでした。そして7月下旬のSAA試験初回は682点で不合格。受かるっしょ、とナメていた分、ショックも大きかったです。あの根拠のない自信はなんだったんだと。(試験は1,000点満点で合格ラインは720点)
初回試験不合格に落ち込む
また脱線しますが、スケボーも大好きです。他のことを優先するようになり何年も乗ってませんが人生でのめり込んだものの1つです。SAA初回試験の少し前にオリンピックでスケボーが開催されましたが試験前の週末はさすがに勉強を優先したのと平日は仕事が忙しいのでLIVEでは観れず録画しておきました。試験が終わったら観よぉっと軽く考えていましたが試験不合格で結局お預けになりました… これもガックシでした。自分のせいとしか言えないので余計に。
ネットやTwitterで調べると、サクッとSAAに合格できる方々もいます。ただ自分はそうではありませんでした。Udemyの試験対策問題を9割解けるようになっても身になってないからですよね。今になって思います。落ちて良かったと。落ちたあとにAWSを実際に利用して資格獲得の目的以上に楽しくなったからです。
いやー落ちたその日に2ヶ月後の9月下旬に試験の再予約をしてすぐに勉強を再開しました。ただ運悪く8月は仕事が忙しくお盆休みもないし週末にも作業がはみ出してきて勉強時間の確保が困難に。9月に入ると少し落ち着けて平日も仕事のあとに必ず毎日1〜2時間、週末はもう少し真剣に勉強しました。平日にもっとやれないの?と思われそうですが、これがそこそこ忙しいおっさんリーマンの限界という弱音。週末もそうですが時間を確保できただけ勉強ができるかというと集中力が続きません… もう脳が勉強を拒否るんです。平日は仕事のあとなのでとくに。あれは参った。
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト(2回目)
試験に落ちたあとは勉強方法も大きく変化しました。Udemyの問題も解くだけなら正解するので、そこから横にそれて学びを深めることにしました。すると自然とBlack Belt(サービス別資料 | AWS クラウドサービス活用資料集)を読むようになったのと、クラスメソッド社の記事を読むようになりました。いつしか「classmethod」というワードを加えて検索するのがデフォになりました(笑) Udemyのハンズオンは結局やりませんでした。(やる時間がありませんでした。)ただハンズオンをやらないのではなく、Black Beltやクラメソ記事を読みながら試すようになりました。あと書いてある通りにやっても壁にぶつからないので実際にアプリケーションを動かしてあれこれ試すようになりました。これが良かった。あと楽しかった。おかげでやらされ感で勉強するのではなく少しずつ趣味っぽくなってきました。9月のシルバーウィークも集中力は長持ちしませんが、ずーっと勉強してAWSに触れてという感じでした。
そして、9/25(土)に再試験。888点で合格できました。
1年間勉強しました、とかではないので短期間の出来事かもしれませんが、それでも時間が足りないおっさんが費やした時間からすると不満も感じる点数ですが、これが実力なのでしゃーない。でも良かった、が本音。なにが良かったって、週末に奥様と語らい散歩して食事しての時間を削って挽回するしかないストレスからの開放。またマイペース生活に戻れるのが嬉しい。ただ不思議ともっとAWSを学びたい気持ちは消えていないので、今後も趣味の一部になりそうです。これも◎で良かった。
まとめる ようでもう少し続く
そろそろ文章を書く集中力もなくなったので、最後はリスト形式でエピソードや感想を並べて終わる(笑) 久しぶりに奥様と散歩して食事してくる。こっちの方を優先したいので。
- みんながみんなサクッとは受からない。実際に半端な学びで落ちてますので自分のレベルに合わせて勉強しましょう。
- 試験対策問題が解けるだけだと、(私は)合格できないと思っています。(というかできませんでした)
- 初回の試験は時間が足りなかったのでペース配分も大事。2回目は全問解いて全問見返しても時間が余った。
- 違和感を感じる文章があり英語に切り替えてみると自分的には誤解を生じる翻訳だったので回答を変更した。(時間に余裕があったおかげ)
- 試験対策: AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトに参加。あのコースもよかった。(Summitと同じ西村さんが登場してご縁を感じた)
- 現在は使用されていない機能が問題として出題されることは可能性としてあることも学んだ。(初回試験と上記コースで)
- 2回試験を受けたからこその感想だが、2回とも同じ問題もあったが重なりは多くない印象(初回は時間が足りず記憶が曖昧だが)
- 自分は引っ掛け問題にあまり強くない。素直な気持ちだけで解いてもダメだしフカヨミしすぎても誤判断するし難しい。(対策のない話)
- 日々の業務をお願いしているクラスメソッド社の方々は普通にSAPを持っていてすげー。中には12冠獲得されている方もいて驚愕(仕事で資格が話題にならないので)
- タイトルに年齢を入れた理由でもあるが、試験問題と選択肢を読み込み把握するまでのスピードの遅すぎて老いを痛感(クルマの運転も怖くなったし)
- SAA取って学ぶのは終わり、はないと確信してます。引き続きAWSを仕事でもプライベートでも楽しむつもり
以上
ミニカーがメルカリを経由してAWS試験本に生まれ変わったが役目を終えたので再度メルカリを経由してミニカーにトランスフォームさせる。
想い出になる1台を探そう。やはりこれがワクワクする(笑)